講談社タイガ<br> 海神の娘

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講談社タイガ
海神の娘

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065318089
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

娘たちは海神の託宣を受けた島々の領主の元へ嫁ぐ。彼女らを娶った島は海神の加護を受け、繁栄するという。今宵、蘭は、月明かりの中、花勒の若き領主・啓の待つ島影へ近づいていく。蘭の父は先代の領主に処刑され、兄も母も自死していた。「海神の娘」として因縁の地に嫁いだ蘭と、やさしき啓の紡ぐ新しい幸せへの道。『後宮の烏』と同じ世界の、霄から南へ海を隔てた島々の婚姻譚。

著者等紹介

白川紺子[シラカワコウコ]
三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌「Cobalt」短編小説新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひさか

92
2023年7月講談社タイガ刊。書き下ろし。鯨面の妃、丹の島の死人姫、黄金の窟、琳と蕙、の4つの連作短編。後宮の烏と同じ世界に属するが片や大陸でこちらは島国世界で、神さまが異なり、理りが異なる。連作とは思わず、1作目より2作目と、読み進むほどに物語世界へ引き込まれます。4話目はラストにふさわしい展開ですが、これ一冊で終わるのは惜しい。続きはあるんだろうか…。2023/08/27

★Masako★

75
★★★★☆ 海神(蛇神)の抜け殻から出来たとされる島々からなる世界を舞台にしたファンタジー短編集。海神の託宣により、巫女王が住む島から巫女たちが島々の領主の元へ嫁ぐ。彼女たちを娶ることで海神の加護と繁栄を得られるという。辛い過去を背負いながらも領主に尽す巫女たちと、彼女たちを優しく受け入れ護る領主たちの姿に切なくも温かな気持ちになる。最終話の「琳と蕙」では、自分では決められない運命に疑問を持ち海神に思いをぶつける琳に共感♪ この世界観いいなあ。海神と巫女王の過去や馴初めも知りたいし、是非続編出して欲しい!2023/09/19

Chikara Tonaki

74
「後宮の烏」と同じ世界の、違う国の話。なかなか楽しめました。いかにも箱庭と言った世界観で、どことなく十二国記と重ねて見てしまいますが、神々の立ち位置が違うのが面白いかな。2023/08/21

きむこ

72
後宮の烏と同じ世界の短編集。島々は海神(わだつみ)に加護されていて、島の領主には海神が選んだ『海神の娘』が嫁ぐ。世界観は馴染みがあるのですんなりと引き込まれました。普通の子供だった彼女らが海神に選ばれて巫女となり、見知らぬ領主の元へ嫁ぐ怖さ、戸惑い、海神の使いとしての責任の重さ、そして少しずつ理解しあえて夫婦の絆を深めてゆく時間が、丁寧にゆるやかに描かれていた。やっぱり白川さんの世界はファンタジー大好きな私にはとても心地よいです♡★4.52023/09/14

はなりん

65
後宮の烏と同じ世界のお話でした。海神の託宣が絶対の世界で、海神に選ばれた娘は、託宣により決められた領主の下へ嫁ぐ。同じ世界の4つ(5人の娘)の嫁いでから夫との絆を結ぶ物語。物語になっている選ばれた娘は、色々あったけど最後は幸せになっていたけど、幼い頃選ばれ島に連れてこられた娘で領主の嫁として幸せになっているのがほんの一部で、大部分は島から出られずどうなるんだろうとか考えると、歪んだ世界だなぁってスッキリしない。2023/12/02

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