ザ・ベストミステリーズ〈2023〉―推理小説年鑑

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ザ・ベストミステリーズ〈2023〉―推理小説年鑑

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065317419
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

これがミステリーの最前線! どれを読んでもハズレなし、珠玉の短編推理小説が詰まった一冊!

第76回日本推理作家協会賞短編部門受賞作も収録!
2022年に発表された短編推理小説の中から、プロの読み手たちが熟練の目で選び抜いた作品を収録。
長年の愛好者に向けたコレクションとしても、ミステリーの入門書としてもぴったりの一冊。
新鋭からベテランまでキャリアに関係なく、「とにかく面白くて優れた」短篇のみを集めました。
巻末には昨年のミステリー界の動向を記した「推理小説・二〇二二年」に加え、推理小説関係の受賞作を完全網羅したリストも収録!

内容説明

ミステリー界の最前線がわかる、日本推理作家協会公式年鑑。2022年に発表された短編ミステリーのなかから、プロの目で選び抜かれた珠玉の7作。第76回日本推理作家協会賞短編部門受賞作、西澤保彦「異分子の彼女」も収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

buchipanda3

115
2022年のミステリ短篇選集。小市民シリーズや櫻田智也さんの作品などを読みたくて手に取った。「倫敦スコーンの謎」はいつもの二人の推理談議が楽しい。ある不審点を突いて巧みに伏線回収。青中谷くんには小市民的な罰が。そしてジャムとクリームのスコーンが食べたくなった。「赤の追憶」は昆虫ではなく花が語られるがシリーズらしい作品で素直に心に響いた。心理的なトリックも見事だがエリ沢が彼女に言った最後の言葉が良かった。「神の光」は真相の揺らぎが興味深い。「ファーストが裏切った」はとにかく何故と気になって一気読み。2023/07/13

よつば🍀

54
「異分子の彼女/西澤保彦」「ファーストが裏切った/浅倉秋成」「ベッドの下でタップダンスを/鵜林伸也」「美しさの定義/川瀬七緒」「神の光/北山猛邦」「赤の追憶/櫻田智也」「倫敦スコーンの謎/米澤穂信」2022年に発表されたミステリーの中から厳選された七編収録の短編集。京極夏彦さんの前書きから始まり、フォントサイズも大きく読みやすそうと思っていたら、まさかの二段組で文字が小さい。初読みの作家さんが数名いた中で一番印象に残ったのは櫻田作品。なんの疑いも持たず読み進めていたが思い掛けない真相に涙。嗚呼やられた。 2023/09/21

さっちゃん

47
今年も粒揃い。/西澤保彦 『異分子の彼女』腕貫探偵のリモート相談。/浅倉秋成『ファーストが裏切った』ファーストの踏み忘れ、自軍への守備妨害など奇行の理由は。/鵜林伸也『ベッドの下でタップダンスを』間男を襲う悲喜劇。/川瀬七緒『美しさの定義』桐ヶ谷京介が10年前の未解決事件を調査する。/北山猛邦『神の光』一夜で忽然と消えたカジノの謎。/櫻田智也『赤の追憶』エリサワ君登場。季節外れのポインセチアの謎。お母さん泣けちゃったよ。/米澤穂信『倫敦スコーンの謎』小市民シリーズ。生焼けスコーンの理由。なるほどお見事!2023/09/15

セロリ

46
7人の作家による7編のミステリーアンソロジー。惹かれたのは浅倉秋成の『ファーストが裏切った』。プロ野球の昔の不思議な出来事を深掘りして記事にするという体裁がまず良かった。なぜあのような行動をとったのか、考察する記者。そして、人の心の中に突然生まれる破壊衝動と、それを制御する『膜』に想いを馳せる。なんの根拠もなく自分の『膜』を信じ、相手の『膜』を信じる私たち。社会の秩序が維持できるのは、それが根底にあるのだと思い当たる。7編とも良い作品だった。でも長編好きのわたしには、やや物足りないかな。2023/10/06

ひさか

41
7つのミステリ短編を2023年6月講談社から刊行。西澤さんの話に登場するシリアルキラーというか特殊な性癖の犯人に驚愕。ラストのドッキリ感が凄い。朝倉さんの膜が割れるという言葉で語られる不穏な事態が怖い。このラストへ持ち込める表現力が秀逸。川瀬さんは既読だが、こうして1編だけを取り出して他の作品と対比させると、緻密で濃厚な展開になっているのがよく分かる。手腕を改めて再認識した。という3編が好みで、楽しめました。2023/10/30

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