出版社内容情報
「ただ、生きているだけでいい」「そばにいてくれるだけでいい」命の温かさが誰かを癒し、誰かの大切な存在になるから。何もできないけれど、ただただ人に寄り添うことで、人の悲しみや苦悩を癒す猫が大好きなお寿司屋さんで繰り広げる、心温まる物語。公園に捨てられていた保護ネコ「プーコ」との出会いから、著者自身も学びを得たという人との向き合い方。命の尊さ、人の温かさを改めて感じることができる絵本。
内容説明
つくらニャいで食べちゃってる!!猫がもしこんなことをしたら、どうなるだろう。ホントみたいに見えるように描いています。主人公のプーコは、アトリエにすんで、ずっとこの絵本ができるのを見ていました。
著者等紹介
のぶみ[ノブミ]
斎藤信実。絵本作家。1978年、東京都生まれ。NHK Eテレ『みいつけた!』では、「おててえほん」コーナーのイラストを担当。フォロワー10万人を超えるInstagramでも作品を日々投稿し、幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
155
のぶみは、新作中心に読んでいる絵本作家です。猫が大好きなお魚が一杯ある寿司屋に、猫をいれてはいけないのにゃあ (=^・^=) タイトルと違って、猫が寿司屋で暴れん坊なだけです(笑) https://zasshi.tv/products/24911/2023/04/03
たまきら
40
なんだか立ち位置がどこにあるのかよくわからない不思議な浮遊感。頑固職人が回転寿司屋さんだったり、ナンセンス物のようでストーリーがあったり。混乱しながら読み終わり、作家さんがのぶみさんだと気づく。ははあ…。2023/05/20
馨
36
書店で見かけた絵本。猫のプーコがお寿司屋さんに行く話。本当猫はいるだけで価値のある存在です。私もプーコのそばにいられるならお金払いたい。2025/05/10
mug
28
面白そう~♡ と、前半をパラパラめくってそのまま借りてきたけれど。 実際読んでみると…う~ん… ストーリー自体、子どもたちも私も「???」でした💦 あとがきに至っては「この作者さんはこういう考えみたいだけど、お母さんは そうは思わない。」と、はっきりと子どもたちに伝えました。 大人の言葉を聞いて、 全部そのまま受け止めるのではなくて 自分なりに考えてほしい。 そして、周りを気にしてしまう我が子には、 自分のことを大事にしてほしい。 色々と考えさせられる絵本でした。2024/03/09
喪中の雨巫女。
13
《本屋》猫くん、看板猫にオンリーがいいみたいだなあ。2023/04/05