講談社現代新書<br> 思い出せない脳

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講談社現代新書
思い出せない脳

  • 澤田 誠【著】
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  • 講談社(2023/05発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065315132
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0247

出版社内容情報

頭の中には「ある」のに、なぜ出てこない?
最新脳科学が明かす、記憶のミステリー

人の名前を思い出せないとき、ふっと思い出せたとき、
脳内ではいったい何が起きているのか。
日常的な「記憶の謎」のメカニズムから、
記憶という能力の本当の意味まで、
最先端の知識を分かりやすく解説する。
「記憶を食べる」脳細胞とは? 驚きの記憶研究最前線!

記憶とは、未来を決める「人格」であるーー

本書の内容
◎「思い出せない」5パターンで、記憶の全貌が分かる
◎記憶が消えるとき、脳の中で何が消えているのか
◎思い出そうと頑張るほど思い出せない理由
◎日中に学んだことを睡眠中に脳が「復習」している
◎お酒を飲みすぎると記憶を失う仕組み
◎思い出すたびに記憶は強化されるが必ず変容してしまう
◎なぜドラマの「記憶喪失」は重要なことだけ忘れる?
◎脳の「いい加減」さこそが人類を進化させた
◎認知機能を保持できる「認知予備能」とは何か

脳とは、こんなにも自由奔放だったのか!



内容説明

人の名前を思い出せないとき、ふっと思い出せたとき、脳内ではいったい何が起きているのか。日常的な「記憶の謎」のメカニズムから記憶という能力の本当の意味まで、最先端の知識を分かりやすく解説する。脳とは、こんなにも自由奔放だったのか!

目次

序章 記憶力が未来を決める
第1章 記憶を作れないと、どうなるか
第2章 情動が記憶を選別する
第3章 睡眠不足が記憶の整理を妨げる
第4章 抑制が働いて思い出せない
第5章 使わない記憶は変容し、劣化する
第6章 記憶という能力の本当の意味

著者等紹介

澤田誠[サワダマコト]
1958年香川県生まれ。東京工業大学大学院総合理工学研究科博士後期課程生命化学専攻修了。理学博士。専門は神経化学、神経薬理学。米国国立衛生研究所ポストドクトラルフェロー、科学技術振興事業団「さきがけ研究21」研究員、藤田保健衛生大学(現 藤田医科大学)総合医科学研究所教授等を経て、2005年名古屋大学環境医学研究所教授に。2012年同所所長に就任。脳の免疫機能を担うグリア細胞の一種ミクログリアの研究を20年以上にわたり行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

139
脳科学に対して全く門外漢であるだけに、これまで多くの本に挑戦してきたが、その中で、本書は出色に分かりやすい。まず、脳の進化とは、脳幹・大脳基底核→大脳辺縁系→大脳新皮質と増築されてきた歴史だという説明が腑に落ちる。それを踏まえて、記憶における情動の役割の重要性/神経細胞による情報伝達の仕組み/睡眠と記憶との深い関係/抑制性神経細胞の働き/記憶の劣化など、具体的な記憶のメカニズムが大変よく理解できた。随所に喩え話も交えた、著者の分かりやすい語り口がとても魅力的。知的な満腹感を覚えるとてもいい本だと思う。2023/07/02

KAZOO

125
この年になってくると人の名前やあまり使用していない固有名詞などが思い出せなくなってきます。それでこのような本を読んでいこうと思っているのですが、かなり専門的でかつ理論的な本でした。その割にはわかりやすいように各章の初めにそのキーポイントとなるような短いストーリーで何が問題なのかを提示してくれその後で詳しい説明をしてくれます。その中ではやはり睡眠が重要だということも知りました。2023/12/15

どんぐり

85
「思い出そうとすればするほど、思い出せなくなる」経験をしたことはないだろうか。昨日観た映画のタイトルが思い出せないとか、読み終わった本のタイトルが思い浮かばないとか、しばしば経験する。そういう経験がある人にこの本はおすすめだ。記憶力の劣化を防ぎ、記憶力を向上させる方法は、次の3つ。①十分な睡眠をとること、②マルチタスクをやめること、③何かに注意を向ける習慣をつけること。これに加えて、記憶したことを何かに紐づける(関連づける)こと、忘れたくない記憶を定期的に思い出すことも推奨している。→2023/08/14

tamami

72
「脳と記憶」についての仕組みが大変分かり易く書かれていて、脳科学もここまで進んだのかという思いで読み進める。第2章「情動が記憶を選別する」というように、各章ごとに小テーマが設定され、始めに日常生活における「記憶」と関わる場面がストーリーとして、「記憶」されやすいエピソードで語られる。第3章「睡眠不足が記憶の整理を妨げる」など、日頃から脳とどうつき合ったら良いか考えさせる事例にも事欠かない。記憶力向上のポイントとして著者が挙げている「好奇心をもち、心を動かしながら日々を過ごす」を精々実行していきたいと思う。2023/08/10

ナミのママ

69
「記憶」をメインに脳科学者が図解も取り入れてわかりやすく説明した新書。大学の講義で脳って面白いなと思った「記憶」がまさによみがえった。繊細なようで意外にもいい加減な脳。まだまだ未知な部分が多いらしいが、こんなに解明されたのか!とも思った。睡眠時間や深さに関しては以前から言われているがその大切さも説明されている。好奇心旺盛な高齢者は生き生きとしているのも納得。「覚えられない」のでなく「引き出せない」、確かに…。2023/08/30

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