出版社内容情報
頭の中には「ある」のに、なぜ出てこない?
最新脳科学が明かす、記憶のミステリー
人の名前を思い出せないとき、ふっと思い出せたとき、
脳内ではいったい何が起きているのか。
日常的な「記憶の謎」のメカニズムから、
記憶という能力の本当の意味まで、
最先端の知識を分かりやすく解説する。
「記憶を食べる」脳細胞とは? 驚きの記憶研究最前線!
記憶とは、未来を決める「人格」であるーー
本書の内容
◎「思い出せない」5パターンで、記憶の全貌が分かる
◎記憶が消えるとき、脳の中で何が消えているのか
◎思い出そうと頑張るほど思い出せない理由
◎日中に学んだことを睡眠中に脳が「復習」している
◎お酒を飲みすぎると記憶を失う仕組み
◎思い出すたびに記憶は強化されるが必ず変容してしまう
◎なぜドラマの「記憶喪失」は重要なことだけ忘れる?
◎脳の「いい加減」さこそが人類を進化させた
◎認知機能を保持できる「認知予備能」とは何か
脳とは、こんなにも自由奔放だったのか!
内容説明
人の名前を思い出せないとき、ふっと思い出せたとき、脳内ではいったい何が起きているのか。日常的な「記憶の謎」のメカニズムから記憶という能力の本当の意味まで、最先端の知識を分かりやすく解説する。脳とは、こんなにも自由奔放だったのか!
目次
序章 記憶力が未来を決める
第1章 記憶を作れないと、どうなるか
第2章 情動が記憶を選別する
第3章 睡眠不足が記憶の整理を妨げる
第4章 抑制が働いて思い出せない
第5章 使わない記憶は変容し、劣化する
第6章 記憶という能力の本当の意味
著者等紹介
澤田誠[サワダマコト]
1958年香川県生まれ。東京工業大学大学院総合理工学研究科博士後期課程生命化学専攻修了。理学博士。専門は神経化学、神経薬理学。米国国立衛生研究所ポストドクトラルフェロー、科学技術振興事業団「さきがけ研究21」研究員、藤田保健衛生大学(現 藤田医科大学)総合医科学研究所教授等を経て、2005年名古屋大学環境医学研究所教授に。2012年同所所長に就任。脳の免疫機能を担うグリア細胞の一種ミクログリアの研究を20年以上にわたり行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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