講談社選書メチエ<br> 日本人の愛したお菓子たち―明治から現代へ

個数:
電子版価格
¥3,245
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

講談社選書メチエ
日本人の愛したお菓子たち―明治から現代へ

  • 吉田 菊次郎【著】
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 講談社(2023/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 60pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月02日 01時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065314302
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0376

出版社内容情報

甘くておいしい「スイートポテト」。いつ頃誕生したのか知っていますか? その原型ができあがったのは明治時代。文明開化で一気に流れ込んだ洋風の文化はお菓子にもしっかり影響を与え、和の素材サツマイモを使って洋風の技術を取り入れて出来上がったのが「スイートポテト」でした。
永遠のテーマ「あなたはきのこ派? たけのこ派?」でおなじみの「きのこの山」と「たけのこの里」。「きのこの山」誕生のきっかけは既に発売されていた「アポロ」の製造ラインを有効活用しようとした試作品でした。チョコスナックの時代を切り開き大ヒットした両者も90年代後半になると売り上げに陰りがみえはじめましたが、ライバル関係をあおった「きのこの山・たけのこの里総選挙」キャンペーンで意図的に注目をあつめ人気の回復に成功しました。
明治時代の洋菓子との出会いからスナック菓子、駄菓子やアイス類にマリトッツォといった現代のスイーツを網羅し、お菓子の誕生ストーリーや時代背景をつづります。私たちが歩んできた日本の文化史としても楽しめる一冊。
2023年、50周年を迎える名店「ブールミッシュ」。創業者の吉田菊次郎は戦後の製菓業界の第一線を走り抜けてきました。お菓子の生き字引ともいえる著者が、明治から現代までに流行してきたお菓子を紹介します。初めておこづかいで買った駄菓子、教室で友人と食べたスナック、どの世代の読者にもエモいお菓子がここにはあります。

【本書の内容】
第I部 戦 前
1 明 治──世界への仲間入り
2 大 正──大企業の確立期
3 終戦へ(昭和前期)──お菓子産業受難の時代

第II部 昭 和
4 昭和20年代──子供たちの夢を叶えるお菓子たち
5 昭和30年代──お菓子の持つハピネスを求めて
6 昭和40年代──若手パティシエ飛翔・スイーツ界に新風
7 昭和50年代──フランス菓子一辺倒からの脱却
8 昭和の終焉──スイーツのジャンルを次々網羅

第III部 現 代
9 1990年代──スイーツ文化の国際化&次々登場の流行菓
10 2000年代──スイーツ界も安心安全
11 2010年代──お菓子もフォトジェニックに!
12 今のお菓子たち

内容説明

「ブールミッシュ」創業者の吉田菊次郎はケーキとお菓子の生き字引である。明治時代の洋菓子との出会いからスナック菓子、駄菓子やアイス類、現代のスイーツまで、生まれては消え、大流行したお菓子の誕生秘話や時代背景を徹底解説!「スイートポテト」と文明開化、「ココアシガレット」は子供に大人の夢を見せ、「グミ」の食感も今や定番となった。「ティラミス」はイタリアの香りを運び、さらに「タピオカ」ブームや「マリトッツォ」…。明治から令和までの一世紀半を辿る唯一無二の流行菓史!

目次

第1部 戦前(明治―世界への仲間入り;大正―大企業の確立期;終戦へ(昭和前期)―お菓子産業受難の時代)
第2部 昭和(昭和20年代―子供たちの夢を叶えるお菓子たち;昭和30年代―お菓子の持つハピネスを求めて;昭和40年代―若手パティシエ飛翔・スイーツ界に新風;昭和50年代―フランス菓子一辺倒からの脱却;昭和の終焉―スイーツのジャンルを次々網羅)
第3部 現代(1990年代―スイーツ文化の国際化&次々登場の流行菓;2000年代―スイーツ界も安心安全;2010年代―お菓子もフォトジェニックに!;今のお菓子たち)

著者等紹介

吉田菊次郎[ヨシダキクジロウ]
1944年、東京生まれ。俳号・南舟子。明治大学商学部卒業後、渡欧し、フランス、スイスで製菓修業。その間、数々の国際賞を受賞し、帰国後「ブールミッシュ」を開業。現在、同社会長のほか、製菓フード業界のさまざまな要職を務める。2004年、フランスより「農事功労賞シュヴァリエ」叙勲、厚生労働省より「卓越した技能者(現代の名工)」を受章。2007年、「食生活文化賞・金賞」受賞。2014年、フランス料理アカデミー・フランス本部会員に推挙。2022年秋、「黄綬褒章」受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鹿ノ子

8
お菓子大好き!という人には是非読んでほしい。明治から現在に至るまで、高級菓子からジャンクなおやつに至るまで、ものすごい数のお菓子が網羅されてます。戦前のカスタード禁止令とか、若きパティシエ達の試行錯誤など、初めて知ることもたくさんあって、最後はもはや懐かしくなりかけているマリトッツォ等でしめられてます。とにかく読んでいて幸せになりお腹がすきます。2023/11/09

高木正雄

4
明治から順に流行したお菓子、主に洋菓子とパンを振り返っている本。LOOKチョコレートがかなり昔からあるとは驚き。最近の流行のカラクリについても詳しく解説してあった2023/08/03

竜王五代の人

3
文明開化から2022年までの洋菓子・駄菓子・パンなどの広い意味でのお菓子の列伝。何度も何度も欧米からの取り入れの波があったり、上流の原材料メーカーの仕掛け、下流の広告業界の仕掛けと、流行りのシステム自体の移り変わりも。最近のお菓子には自分はうといなぁ。2023/10/31

takao

2
ふむ2023/04/22

お抹茶

1
この本を読めば誰しも懐かしのお菓子が見つかるはず。洋菓子だけでなく,大手製菓のロングセラー商品も網羅し,日本スイーツ市場の裾野の広さを実感する。日本洋菓子史図鑑のようだ。明治にはシュークリーム,プリン,チョコレート,ビスケット,カステラ,ドロップスなどが登場し,既に核ができている。昭和40~50年代にチョコボール,源氏パイ,あずきバー,たけのこの里,コアラのマーチ,うまい棒などのヒット商品が登場する。「本場のケーキ」も登場する昭和40年代が飛躍の時代かな。一方で,2010年代のお菓子は一過性が多い。2023/05/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20730231
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品