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出版社内容情報
無限=∞、この究極的に不思議な概念をとらえることはできるのか? 古代哲学から、情報社会の暗号理論にまで顔を出す、奥深く、そして有用な∞に、現代数学で迫る! 数学の見方が変わる深遠な無限の世界を楽しもう!
内容説明
有限な人間は、「無限」を使いこなせるのか!究極に不思議なその概念はあらゆる数学に顔を出す。無限大や無限遠点とはなんだろう。無限個どうしの大小は比べられるのか。そして、不思議だらけの無限次元とは。多くの数学者が魅せられた、深遠な無限の世界をわかりやすく解説した一冊。
目次
第1章 無限は哲学の領分であった
第2章 現実の中の「無限」
第3章 極限という考え方
第4章 届かない点
第5章 1個、2個、3個、…、無限個、もっと無限個?
第6章 カントールの残したもの、ゲーデルの不完全性定理
第7章 巨大な無限
第8章 次元も無限になる?
著者等紹介
玉野研一[タマノケンイチ]
理学博士。専門は集合論的トポロジー。1952年、大阪府生まれ。1974年、横浜市立大学文理学部理科数学専攻卒業。1977年、東京教育大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了。筑波大学、静岡大学等をへて、1996年、横浜国立大学工学部(現理工学部)教授に。2017年に同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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