講談社現代新書<br> 我が身を守る法律知識

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講談社現代新書
我が身を守る法律知識

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065312841
  • NDC分類 320
  • Cコード C0232

出版社内容情報

この一冊で、あらゆる法的トラブルを予防できる知識が身につく!
市民、ビジネスパースン、学生、実務家、訴訟当事者・関係者必携の一冊!

法的紛争・危険を防止するためには、個別的、断片的な知識・情報も必要ですが、より重要なのは、それらの基盤になる法的なものの考え方や感覚を身につけることです。それが身についていさえすれば、個別・断片的な知識・情報を超えた範囲の事柄についても、おおむね適切に対処することができるからです。

 本書は、普通の日本人が一生の間に出あう可能性のある各分野の法的紛争を網羅し、そうした紛争に巻き込まれないための予防法、そして万一トラブルが起きたときの対処法となる法律知識・情報・基本的な法律論を、わかりやすく、正確に、かつ興味深く読めるようなかたちでまとめ上げた、コンパクトながら、実用性と密度の高い一冊です。著者は、33年にわたり膨大な民事訴訟を手がけてきた元裁判官・現大学教授で、民事訴訟法の権威でもあります。

 具体的には、まず、第2章で、遭遇することが最も多く、結果も重大なものとなりがちな交通事故関係につき、損害賠償の実際と過失相殺、危険性の高い行為、保険の内容、事故対応、保険会社との交渉、訴訟等の事柄を、基本的な前提知識をも確認しつつ論じます。

第3章では、民事訴訟の数が非常に多い「不動産関連紛争」一般につき、使用貸借と賃貸借、土地・建物購入、建物新築と欠陥住宅紛争、競売物件、隣人間紛争等の各側面から説きます。

第4章では、痴漢冤罪を含め、刑事事件関係全般について、若者や子どもをも含めた普通の市民が注意しておくべき事項について述べます。

第5章では、親族法の領域につき、離婚事由や手続、これに伴う各種の給付・親権者指定、夫婦間の子の奪い合い、国際結婚、不貞慰謝料等の事柄を語ります。

第6章では、近年非常に紛争の増えている相続法の領域につき、相続人と相続分、相続放棄、各種の遺言、遺産分割、遺留分侵害額請求、相続税対策の落とし穴等の事柄を、いずれも、できる限り詳しく、わかりやすく、また、正確に解説します。ことに第6章は本書の大きな目玉であり、具体的な例についてのかなり突っ込んだ記述をも含みます。相続法は近年大改正された分野の一つであり、また、読者にとっての必要性も高いと思われるからです。

第7章と第8章では、それ以外の多様な紛争・危険防止策について、前者では、雇用、投資、保証といった経済取引の、後者では、医療、日常事故、いじめ、海外旅行、高齢者をねらった犯罪といった日常生活上の紛争・危険の各観点からくくった上で、重要と思われる事項をピックアップしてゆきます。

内容説明

交通事故・相続・離婚・不動産・痴漢冤罪などの疑問に答える。元裁判官にして民事訴訟法の権威が、平易かつ具体的に、法的紛争に遭わないための「予防法学」の心得を説く。

目次

第1章 法的紛争防止のために必要な知識と法的感覚―予防法学のすすめ
第2章 交通事故―不測の事故で人生を失う危険
第3章 不動産をめぐるトラブル―普通の市民が出あいやすい重大紛争
第4章 痴漢冤罪に学ぶ刑事事件の恐怖
第5章 離婚、子ども、不貞―家族にかかわるトラブル
第6章 相続をめぐる「骨肉の争い」とその予防策
第7章 雇用、投資、保証―経済取引関連紛争
第8章 日常生活にひそむ危険―医療、日常事故、いじめ、海外旅行、高齢者詐欺
第9章 紛争が起こってしまったら―弁護士の選び方、とりうる方法等
終章 個人と社会・国家の危機管理

著者等紹介

瀬木比呂志[セギヒロシ]
1954年、名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業。1979年から裁判官。2012年明治大学教授に転身、専門は民事訴訟法・法社会学。在米研究二回。著書に、『ニッポンの裁判』(第二回城山三郎賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

38
長年民事訴訟を手がけてきた元裁判官が、一生の間に出あう可能性のある各分野の法的紛争を網羅し、紛争に巻き込まれないための予防法、そして万一トラブルが起きたときの対処法をまとめた一冊。最も多く結果も重大なものとなりがちな交通事故関係から、民事訴訟数が非常に多い不動産関連紛争、痴漢冤罪を含めた刑事事件関係全般について、離婚のあれこや近年大改正されたいかにも面倒そうな相続、それ以外の多様な紛争・危険防止策について解説されていて、確かにまずそうならないように不要なリスクを避ける意識はポイントなのかもしれないですね。2023/05/03

livre_film2020

32
身近で聞いたことのある争いについて書かれていそうだったので手に取った。結論から言うと、法律について詳しくない私には難しく、かなり読み飛ばした。新書のわりに余白少なめ•文字びっしりという感じでレイアウトで読む気が失せてしまった。ただ、保険はちゃんとケチらず入っておくこと、親しき仲にも礼儀ありということで契約を結んでおくこと、既得権益者に都合の良い法律を作る国家権力に争うことの3つは学んだ。2023/06/30

雲をみるひと

24
元裁判官の作者による予防法学がテーマの本。身の回りで起こりうる事例が取り上げられているが、文体が説明文調であることもあり、当事者にならなければ書かれていることがイメージしにくいかもしれない。作者が簡易に説明したい意図は感じられるが、テーマがテーマなだけにある程度の法律関係の予備知識はあった方が読みやすい作品かもしれない。2023/08/20

おいしゃん

16
各分野とても参考になったが、精読して全てを気にすると、もはや生きていけなくなりそう。無頓着もよくないが、楽に生きる按配が難しい…。2025/03/10

Taka

11
証拠による説明が必要なご職業だからか、一つ一つの考え等が細かく書かれているなという印象。人と人との感情では解決できない問題は、法で解決するしかない。めんどくさとは思うけど暴力じゃないだけ我々は恵まれている。賃貸借契約を結んだ相手と良い関係が続くとは限らない。交通事故、痴漢冤罪、労働トラベル、他対人関係など、トラブルの元は溢れている。大人の喧嘩に強くなりたい。大人の喧嘩は証拠主義。弁護士の頭の中も無限ではないのでこういう時こそチャットgprの出番なのでは?トラブルにならないよう、巻き込まれたら戦えるよう2023/04/22

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