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出版社内容情報
温めていたネタを後輩に盗まれ、漫画家への道をあきらめた今井望緒(28)。
失意のうちに参加した中学校の同窓会で、初恋の人・雨宮秀一再会する。
目で追いかけるだけの憧れの存在だったのに、じつは望緒のことをずっと見ていたと打ち明けられ…!?
一方、望緒の周囲では立て続けに事件が。
同窓会に参加していたかつての親友・奈々江は、優美と出かけた渓谷で橋から転落死。優美もその後、服毒自殺を図ってしまう。
事件の背後に見え隠れするのは、タイムカプセルに埋められていた雨宮の「青いガラケー」。
雨宮の無実を晴らそうと事件を調べる望緒は、中野幸という忘れられていた同級生の名に行き当たる。
同じ頃、親友の玲子は、中野が雨宮に脅されていた過去を見つけ出し…!?
次々と明らかになる真実。自分が愛したのは誰なのか。
誰も、本当の顔なんてわからない――本格ラブ・サスペンス第6巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなっち
6
中学校の同窓会から始まった、数々の奇怪な事件。その事件の核心に迫る、緊迫の第6巻です。核心というか、犯人と真相が分かるのですが。その裏には虐待や虐めがあって、真実が明かされても全くスッキリせずに、後味の悪さしかありませんでした。中学時代のたった一度の優しさを、心の支えに生きてきた彼がただただ切なくて。未だ救われない彼を、今からでも何とか助けられないのでしょうか。次巻で最終巻とのことですが、まだ残る謎と共に少しでも明るい未来に繋がることを…願っています。2023/06/22
糸文
2
★★★★☆2024/06/09