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星海社新書
韓国コンテンツのグローバル戦略―韓流ドラマ・K‐POP・ウェブトゥーンの未来地図

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065309490
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0276

出版社内容情報

なぜ韓流文化は世界を席巻したのか?

ドラマ『冬のソナタ』が韓流ブームを巻き起こした「韓流元年」=2003年から20年が経過し、韓国コンテンツは世界中で人気を集めています。映像分野では『パラサイト 半地下の家族』がアカデミー賞を受賞、『イカゲーム』がNetflix史上最大のヒット、『六本木クラス』のように韓流ドラマのリメイクが日本で放映され、音楽分野ではKARAや少女時代によるK‐POPブームのバトンがTWICEやBTSへと受け継がれ、縦スクロール型ウェブ漫画・ウェブトゥーンは漫画大国の日本にも普及しました。本書では韓流の20年間――韓国コンテンツビジネスがグローバルなIP制作・展開体制を築くまでの変遷を辿り、その躍進の秘密に迫ります。

*以下、本書目次より抜粋
はじめに
来日20年、韓流20年
コンテンツという架け橋
次世代のコンテンツビジネスのために
本書の構成

第1章 韓流がもたらしたモノとコト

第2章 韓国ドラマの急成長と奮闘

第3章 K‐POP、ドラマを超える影響力

第4章 ドラマ、K‐POPの次はなぜウェブトゥーンなのか

第5章 韓流の底力、人材育成

第6章 韓国の文化政策の道のり

第7章 ー対談ー グローバルコンテンツのキーパーソンに出会う

第8章 日韓協業によるアジアエンタメの時代へ

おわりに

内容説明

なぜ韓流文化は世界を席巻したのか?2003年の『冬のソナタ』ヒットから韓流の20年間を辿り、韓国コンテンツビジネスが築いたグローバルなIP制作・展開体制の実態へと迫る!

目次

第1章 韓流がもたらしたモノとコト
第2章 韓国ドラマの急成長と奮闘
第3章 K‐POP、ドラマを超える影響力
第4章 ドラマ、K‐POPの次はなぜウェブトゥーンなのか
第5章 韓流の底力、人材育成
第6章 韓国の文化政策の道のり
第7章 対談 グローバルコンテンツのキーパーソンに出会う
第8章 日韓協業によるアジアエンタメの時代へ

著者等紹介

黄仙惠[ファンソンヘ]
コンテンツプロデューサー。1974年、韓国・大邱生まれ。1997年から韓国放送公社(KBS)で情報番組を制作し、2002年に来日。2005年からソニーネットワークコミュニケーションズでCSチャンネル編成・制作・購入などの日韓コンテンツビジネスを担当するほか、メディア研究にも取り組み2006年に一橋大学大学院社会学研究科で修士取得、2019年に慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科で博士取得。2018年には韓国コンテンツ振興院日本ビジネスセンターのセンターのセンター長に就任し日韓協業の支援に寄与するなど、日韓コンテンツビジネスに現場・研究の両面から携わり続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホシ

16
事情あって来学期に”世界の中の韓流文化コンテンツ”という授業を担当することになり読みました(閉講になると思うけど)。授業名は”世界の中の~”ですが、日本における韓流コンテンツの展開戦略と反応を主軸に授業をするつもりです。アジア通貨危機の後、金大中は文化産業を国の基幹産業にする方針を打ち立てました。それから20数年。IT産業への振興とも相俟って韓国の戦略は見事に功を奏したと言って良いでしょう。私がこういう授業を担当する事自体がそうでるように、韓国政府の文化産業への力の入れようは並々ならぬものがあります。2023/06/25

MioCastello

8
韓国のコンテンツ産業は世界で確固たる地位を築いたと言える。何故世界的成功を収める事が出来たのか。長年に渡る試行錯誤と失敗を積み重ねて獲得した成果だ。韓国のコンテンツ産業の成長軌跡をひも解いた本書は日本も参考にすべき良書。韓国は国内マーケットが小さいが故に海外を目指すしかなかった。だから国策として産学官一体となってコンテンツ輸出に挑んだ。一方国内市場規模が大きい日本は今まで敢えて海外に進出しなくても十分に稼げた。しかし既に人口減少サイクルにある日本の市場が徐々にシュリンクしていくのは自明の理。2024/10/05

Jey.P.

2
韓国のコンテンツの解説本。ドラマ・K-POP・ウェブトゥーンの発展の歴史と、文化政策の解説。韓国の文化政策とクールジャパンは何が違うのか気になってたけど、軽く知れてよかった。K-POPとウェブトーゥンで分業化が進んでるとか、ドラマも制作会社が主体になってるとか日本との違いが分かって良い。2023/02/19

安藤 未空

1
韓国が輸出産業として戦略的にK-POP(Kカルチャー)を育てていることがよくわかった。特に、K-POPアイドルの育成と見せ方はすごい!徹底していた。一方で、世界戦略をとるとどうしても「その国らしさ」という文化的側面が減じられてしまう。 コンテンツ産業も稼げなければ倒れてしまう。コンテンツ産業がなくなってしまったら「その国らしさが大事」などと言うことすらできない。そう考えると、やはり、コンテンツも産業である以上、文化より「稼ぐ力」が優先されるのはやむを得ないのだろうか。2024/07/04

バナナカプチーノ

1
興味深かった。常々、音楽も映画もドラマも韓国のものに触れたいと思ってるけどなかなか機会が作れず、手軽なドラマあたりから探してみようと思います。国の戦略として文化的なものを世界へ打ち出していく姿勢は、日本より段違いに進んでますね。一層興味がわきました。2024/02/24

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