出版社内容情報
今をときめく人気芸人の皆さんへ。
「Q.面白い小説を書いてみてください。」
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吉住さんへ。
「Q.ゾッとするようなサスペンス小説を書いてください」
ぴろ(キュウ)さんへ。
「Q.心があったまるような日常系小説を書いてください」
ニシダ(ラランド)さんへ。
「Q.内面がえぐられるような小説を書いてください」
石橋遼大(四千頭身)さんへ。
「Q.甘酸っぱい青春小説を書いてください」
上田航平さんへ。
「Q.シュールなSF小説を書いてください」
布川ひろき(トム・ブラウン)さんへ。
「Q.とにかくぶっ飛んだ小説を書いてください!!」
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→答えは本書にて!
内容説明
青春、純文学、日常系からシュールにSF、ミステリーまで。もぎたて小説てんこ盛り!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rosetta
36
★★★☆☆お笑い芸人6人に小説を書かせてみました、というだけの企画。多分編集者が内容に何にも口出さなかったんだろうなってレベルのものばかり。最近お笑い見ないから知っている芸人もいないし。よくもここまで中身のない話を書けたなという布川作品、イロニーが効いたSF風の上田作品、実体験だろうか?と思わせる恋愛下手な男の子の石橋作品、発達障害のコンビの仲が取りざたされるニシダ作品、物の名前と存在を考える実存的なぴろ作品、普通にオチのある吉住作品とバラエティ豊かな、高校の文芸部の部誌を読むようだ2024/03/01
ひめか*
28
文才のある芸人6人による小説。まさにこういう短編集を求めていたので、他の芸人さんverも読んでみたい。特に展開にハラハラする吉住さんと、観客ロボットを開発する者たちを描いたSFチックな上田さんのが良かったな。ぴろさんはモノや自分にオリジナルの名前を付けることで、自分が存在していることを実感しようとする話。ニシダさんは自分を発達障害かもしれないと思う芸人の話で、良い相方だと思うのに本人がマイナス思考で暗かった。女性苦手な男性を描く石橋くんのは、自分自身の思いが反映されてそう。布川さんは支離滅裂で変だった笑2024/03/10
Natsuko
15
図書館で目に留まって。お笑い芸人さん6人の短編。好きな芸人さんもいて楽しみではあったのだが、期待は上回らず。お笑いのネタの延長のように思えてしまったものもあり。さすが表現がうまいと思う方もいたが、読み終えて残るものはなかったような。2024/10/19
ふなこ
10
すごく面白かった〜!!お笑い芸人さんにそれぞれ指定のテーマで短編を書いてもらったもの。普段のネタと比べるとますます面白い。こういうの書きそうだよな〜って感じのお話もあれば、作者を見て「えっ意外」と思うのも。もっといろんな芸人さんのお話読んでみたいな〜!!!2024/01/15
yunyon
6
吉住さんはさすがのまとまり!、ぴろさん、石橋さん、は当たり障りない感じでしたが、もう少し、「らしさ」を感じたかった。上田さんは期待値が高かったし、あれもこれも詰め込んだ感じで、印象が分散してしまってもったいなかった、ロボットは脳内で全部、ふくちゃんでイメージしてしまいました…、小説内のコントは面白かったし、最後の母子の話が一番好きでした。布川さんは…、布川らしさ全開で良かったです~、さてさて、一番はやっぱりニシダさん!、読ませ方がちゃんとできている小説でした。バカリズムさんみたいに脚本もできそう~2024/05/28
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