講談社文芸文庫<br> 柄谷行人対話篇〈3〉1989‐2008

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講談社文芸文庫
柄谷行人対話篇〈3〉1989‐2008

  • 柄谷 行人【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065305072
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

1969年に「〈意識〉と〈自然〉――漱石試論」が第12回群像新人文学賞評論部門当選作となり文芸評論家としての執筆活動をスタートして以来、柄谷行人氏はつねに思考を進化させ、また深化させてきた。また、折々の関心にしたがい、様々な相手と刺戟的な対話をおこなってきた。
本書は講談社文芸文庫における決定版対話集の3巻目であり、『探究2』刊行直後の1989年からリーマンショックが世界経済に衝撃を与えた2008年までになされた10篇を収録する。
この時期の柄谷氏は1989年に「季刊思潮」を、また1991年にその後継誌の「批評空間」を創刊して世間の注目を集める一方、「探究3」の連載を中断して執筆を始めた『トランスクリティーク』を2001年に刊行、並行して国家と資本への対抗運動であるNAM(New Associationist Movement)を立ち上げるなど、まさに縦横無尽の活躍だった。
当時文壇と距離をとっているように見られがちだった柄谷氏だが、年長年少を問わず思いの外多くの作家や評論家と対談をしており、そのなかから今なお色褪せない対話を精選して収録する本書は21世紀以降の文学の行方への貴重な道標となるであろう。

内容説明

『探究2』刊行後に再開された連載「探究3」は執筆の過程で『トランスクリティーク』へと変容する。元号が平成となったばかりのバブル景気絶頂期から、リーマン・ショックなどの影響による世界的な景気低迷の時期までに文学者とかわされた対話十篇を収録。ありとあらゆる問題を文学として思考しつづけてきた批評家が、資本への対抗を企図し実践した二十年間が刻印された対話集。

目次

「意識と自然」からの思考―三浦雅士
坂口安吾と文学のふるさと―島田雅彦
畏怖あるいは倫理の普遍性―大西巨人
現代文学をたたかう―高橋源一郎
中上健次・時代と文学―川村二郎
友愛論―夏目漱石・中勘助・中上健次―富岡多惠子
文学の志―後藤明生
世界資本主義に対抗する思考―山城むつみ
時代閉塞の突破口―村上龍
『蟹工船』では文学は復活しない―黒井千次・津島佑子

著者等紹介

柄谷行人[カラタニコウジン]
1941・8・6~。批評家、思想家。兵庫県生まれ。1965年、東京大学経済学部卒業。67年、東京大学大学院英文学修士課程修了。法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授などを歴任。また批評誌「季刊思潮」「批評空間」を創刊。『畏怖する人間』『意味という病』『マルクスその可能性の中心』(亀井勝一郎賞)『日本近代文学の起源』『隠喩としての建築』『探究』(1・2)『トランスクリティーク』『世界史の構造』『哲学の起源』『世界史の実験』『ニュー・アソシエーショニスト宣言』『力と交換様式』など著書多数。2022年、バーグルエン哲学・文化賞をアジア人として初めて受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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フリウリ

7
後藤明生が目当てでしたが、富岡多恵子が柄谷行人に、柄谷と中上健次との友情・友愛について、問い詰めていくところが印象に残りました。富岡が姉、柄谷が弟の会話のようで、中上の死に対する柄谷の強い感情が、よく伝わってきました。性的な交わりはなくとも(男同士でも)、人格レベルでの友情、友愛はあるんだ、と柄谷は語っています。72023/08/20

ピラックマ

0
村上龍との対談で柄谷氏が暴言吐きまくってるのが面白い。 蓮實重彦の映画評に対し、アングルがどうのこうのなんて、映画を作ってる人間からしたらカスみたいな話。素人が映画見まくって覚えた程度の技術論なんか関係ないとバッサリ。 リストラされて自殺するぐらいなら社長を殺せとか、今なら大炎上しそうな話だらけ。2023/04/30

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