出版社内容情報
NHK「100分de名著」でも取り上げられた、『枕草子』を縦横に楽しむ快著が文庫化!
忍ぶ仲のマナー、人としてのエチケット、他者を思いやり感動する心。
現代にも共通する大切なことは、みな、清少納言が書き留めていた。
清少納言の随筆『枕草子』を、男と女のエチケット・人としてのマナーから読み解くと、身近な事柄としてなんと鮮やかによみがえることか! 千年前の古典が現代のわたしたちと見事につながっていく。斬新な視点からの構成、対訳と秀逸な解説で『枕草子』の魅力を余すことなく引き出した快著、待望の文庫化!
この本は、現代にも通用する普遍的な側面に注目して『枕草子』を読んでみたものです。読み終わった後、きっと清少納言の率直な発言、鋭い感性や観察眼に魅了されていると思います。私も彼女が大好きです。ーー山口仲美
内容説明
清少納言の随筆『枕草子』を、男と女のエチケット・人としてのマナーから読み解くと、身近な事柄としてなんと鮮やかによみがえることか!千年前の古典が現代のわたしたちと見事につながっていく。斬新な視点からの構成、対訳と秀逸な解説で『枕草子』の魅力を余すことなく引き出した快著、待望の文庫化!
目次
1 男と女のエチケット(こういう男はかっこいい;ダメな男;こういう女はステキ ほか)
2 人としてのマナー(こういう人は許せない;こういう人はいいわね;失礼な言葉遣いをしないで ほか)
3 感じる心(なんてステキな光景なの!;もう、がっかりよ;まあ、うれしい ほか)
著者等紹介
山口仲美[ヤマグチナカミ]
1943年静岡県生まれ。お茶の水女子大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。文学博士。日本語学者。埼玉大学名誉教授、文化功労者。日本古典文学会賞、金田一京助博士記念賞、日本エッセイスト・クラブ賞、日本学賞などを受賞。日本語と日本古典文学に関する多くの著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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