講談社文庫<br> すらすら読める枕草子

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講談社文庫
すらすら読める枕草子

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065304686
  • NDC分類 914.3
  • Cコード C0195

出版社内容情報

NHK「100分de名著」でも取り上げられた、『枕草子』を縦横に楽しむ快著が文庫化!

忍ぶ仲のマナー、人としてのエチケット、他者を思いやり感動する心。
現代にも共通する大切なことは、みな、清少納言が書き留めていた。

清少納言の随筆『枕草子』を、男と女のエチケット・人としてのマナーから読み解くと、身近な事柄としてなんと鮮やかによみがえることか! 千年前の古典が現代のわたしたちと見事につながっていく。斬新な視点からの構成、対訳と秀逸な解説で『枕草子』の魅力を余すことなく引き出した快著、待望の文庫化!

この本は、現代にも通用する普遍的な側面に注目して『枕草子』を読んでみたものです。読み終わった後、きっと清少納言の率直な発言、鋭い感性や観察眼に魅了されていると思います。私も彼女が大好きです。ーー山口仲美

内容説明

清少納言の随筆『枕草子』を、男と女のエチケット・人としてのマナーから読み解くと、身近な事柄としてなんと鮮やかによみがえることか!千年前の古典が現代のわたしたちと見事につながっていく。斬新な視点からの構成、対訳と秀逸な解説で『枕草子』の魅力を余すことなく引き出した快著、待望の文庫化!

目次

1 男と女のエチケット(こういう男はかっこいい;ダメな男;こういう女はステキ ほか)
2 人としてのマナー(こういう人は許せない;こういう人はいいわね;失礼な言葉遣いをしないで ほか)
3 感じる心(なんてステキな光景なの!;もう、がっかりよ;まあ、うれしい ほか)

著者等紹介

山口仲美[ヤマグチナカミ]
1943年静岡県生まれ。お茶の水女子大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。文学博士。日本語学者。埼玉大学名誉教授、文化功労者。日本古典文学会賞、金田一京助博士記念賞、日本エッセイスト・クラブ賞、日本学賞などを受賞。日本語と日本古典文学に関する多くの著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けいご

29
「春はあけぼの...」あれは一体全体なんだったんだろう?とふと思って手に取った1冊★習ったはずなのに清少納言を1ミリも理解していなかったあの頃とは違ってとてつもなく面白く読めましたw1000年以上前の日本人と現代人の心が思った以上に変わっていない事に驚きました。(一夫多妻制だったところも驚きましたがw)恋愛や結婚、社会生活をある程度経験して大人になった今だからこそ楽しめる内容が盛りだくさんでしたw(何より著者が無茶苦茶読みやす訳してくれてるのでとても面白かった★)2023/08/19

豆電球

20
自然の描写が美しい随筆を想像していたら人間観察によって嫌いなタイプをディスるような文章が多くてちょっと驚きました。肯定的な文章を読むと共感するんだけど、否定的な文章を読むと反感してしまうという忙しさ。ただ1000年も前の女性が書いた文に共感できるというのがそもそも驚くべき事。人間の感覚ってそうそう変化するものではないのですね。しかしやはり「春はあけぼの」は群を抜いて素晴らしい。彼女の感性はとても独特でありながらセンスを感じさせ、苦手だなと思いながらもその存在がすごく気になる。きっと面白い人だったんだろう。2023/06/27

コニコ@共楽

14
だいぶ前に「100分de名著 『枕草子』」で講師をつとめた山口仲美先生が、原文をテーマ毎に分けて読みやすく解説しています。たとえば I章は「男と女のエチケット」1こういう男はかっこいい、という具合。先生の清少納言に対する熱は、とてつもなく熱いです。清少納言の千年前の感性、マナーに対する態度や思いやりが、現代に蘇るようです。原文を音読した後、先生の”見どころ”を読むと「なるほど納得」と思ってしまいます。清少納言のミーハーなところも山口先生のあっけらかんとした解説に木霊して楽しめました。2025/02/11

フジッコ

7
古典って、大人になってからじっくりしっかり読むと、とても面白い。びっくりするほど、現代と共通する感覚が多くて、こんな事あるあるとか、こんなおっさんおるおる!とか、色々楽しめました。原文音読して訳文も音読して、更に解説熟読。各章段の見どころ、平安時代特有の価値観、行動様式などがわかりやすく書いてあって勉強になりました。私はやっぱり、春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎは少し明かりて、紫たちたる雲の細くたなびきたる。の第一段目が好き❤️2023/05/22

ブネ

3
【MEMO】清少納言の随筆『枕草子』を、男と女のエチケット・人としてのマナーから読み解くと、身近な事柄としてなんと鮮やかによみがえることか! 千年前の古典が現代のわたしたちと見事につながっていく。斬新な視点からの構成、対訳と秀逸な解説で『枕草子』の魅力を余すことなく引き出した快著、待望の文庫化! この本は、現代にも通用する普遍的な側面に注目して『枕草子』を読んでみたものです。読み終わった後、きっと清少納言の率直な発言、鋭い感性や観察眼に魅了されていると思います。私も彼女が大好きです。ーー山口仲美2024/06/11

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