出版社内容情報
なぜ、今STEAM 教育が注目されているのか、そもそも STEM 教育、STEAM 教育とは何か、多忙な教育現場でも新たに取り組む必要があるのか、どのような活動が現在の日本で可能なのか等々、様々な疑問が存在します。本書はこれらの疑問に答えるだけでなく、これまでの日本の教育の効果と課題、今後の新たな教育の在り方を読者とともに考えます。前半ではSTEAM 教育に関する基礎知識や背景、近年の動向を解説し、後半では授業での実践例を紹介します。教育関係者必読の書。
第1章 日本におけるSTEAM教育の背景と国際動向
1.1 日本の教育界にとってSTEM教育、STEAM教育とは何か
1.2 STEM教育からSTEAM教育への広がり
1.3 日本型STEAM教育の構築と展開―これからの教科横断・文理融合型の総合教育
1.4 STEAM教育実践のための理論的なフレームワーク
第2章 STEAM教育に対する日本の姿勢
2.1 日本のSTEAM教育の背景と特色
2.2 STEAM教育と日本の施策
2.3 文科省を中心としたSTEAM教育の捉え方
2.4 近年の情報教育、ICTからGIGAスクール構想まで
2.5 「総合的な学習の時間」からアクティブ・ラーニングまで
2.6 環境教育、ESD、SDGsとSTEAM教育
第3章 日本におけるSTEAM教育の実践展開
3.1 防災教育におけるSTEAM教育の展開―レゴ教材を用いたプログラミング学習とその効果
3.2 STEAM教育で日常生活が学びの場になる
3.3 STEAM教育としての放射線教育と小学校での教員研修の実践
3.4 自然の恩恵と災害を取り扱ったSTEAM教育プログラム―滋賀県信楽地域の地学的特色を題材として
3.5 多様化する高等学校に対応するSTEAM教育
3.6 自然科学館等でのSTEAM教材の開発と実践
3.7 理科教材会社におけるSTEAM教材の動向と展望
内容説明
なぜ今STEAM教育が注目されているのか、そもそもSTEM教育、STEAM教育とは何か、多忙な教育現場でも新たに取り組む必要があるのか、どのような活動が現在の日本で可能なのか。日本型STEAM教育への指南書!
目次
第1章 日本におけるSTEAM教育の背景と国際動向(日本の教育界にとってSTEM教育、STEAM教育とは何か;STEM教育からSTEAM教育への広がり;日本型STEAM教育の構築と展開―これからの教科横断・文理融合型の総合教育 ほか)
第2章 STEAM教育に対する日本の姿勢(日本のSTEAM教育の背景と特色;STEAM教育と日本の施策;文科省を中心としたSTEAM教育の捉え方 ほか)
第3章 日本におけるSTEAM教育の実践展開(防災教育におけるSTEAM教育の展開―レゴ教材を用いたプログラミング学習とその効果;STEAM教育で日常生活が学びの場になる;STEAM教育としての放射線教育と小学校での教員研修の実践 ほか)
著者等紹介
藤岡達也[フジオカタツヤ]
滋賀大学大学院教育学研究科教授。東北大学災害科学国際研究所客員教授、大阪府教育委員会・大阪府教育センター指導主事、上越教育大学大学院学校教育学研究科教授(附属中学校長兼任)等を経て現職に至る。大阪府立大学大学院人間文化学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。専門は防災・減災教育、科学教育、環境教育・ESD等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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