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出版社内容情報
この宇宙は必ず終わる。──いつ、どうやって!?
「万物が究極的に破壊される」瞬間を描く5つのシナリオとは?
19ヵ国で翻訳!
話題の最新宇宙論
2021年9月刊行、同名書籍の新書化
〈最新理論が予言する「5つの終末シナリオ」〉
1:ビッグクランチ──急激な収縮を起こし、潰れて終わる
2:熱的死──膨張の末に、あらゆる活動が停止する
3:ビッグリップ──ファントムエネルギーによって急膨張し、ズタズタに引き裂かれる
4:真空崩壊──「真空の泡」に包まれて完全消滅する突然死
5:ビッグバウンス──「特異点」で跳ね返り、収縮と膨張を何度も繰り返す
内容説明
最新の物理学は「宇宙の最期」をどう考えているのか。宇宙全体が収縮し、つぶれて終わるビッグクランチか。あるいは、膨張の末、活動を停止する熱的死か。突然膨張してズタズタに引き裂かれるビッグリップや、真空崩壊で完全消滅する未来もあるかもしれない。それとも…?気鋭の研究者が5つのシナリオを徹底解説!
目次
第1章 宇宙について大まかに
第2章 ビッグバンから現在まで
第3章 ビッグクランチ 終末シナリオその1―急激な収縮を起こし、つぶれて終わる
第4章 熱的死 終末シナリオその2―膨張の末に、あらゆる活動が停止する
第5章 ビッグリップ 終末シナリオ その3―ファントムエネルギーによって急膨張し、ズタズタに引き裂かれる
第6章 真空崩壊 終末シナリオ その4―「真空の泡」に包まれて完全消滅する突然死
第7章 ビッグバウンス 終末シナリオ その5―「特異点」で跳ね返り、収縮と膨張を何度も繰り返す
第8章 未来の未来
第9章 エピローグ
著者等紹介
マック,ケイティ[マック,ケイティ] [Mack,Katie]
ノースカロライナ州立大学物理学科助教。宇宙の始まりから終焉まで、幅広いテーマを探究する理論宇宙物理学者。銀河の形成やブラックホール、コズミックストリングといった専門分野の研究に従事するかたわら、一般市民に向けた科学啓発活動に熱心に取り組む科学コミュニケーターとしても知られる。2009年にプリンストン大学で博士号を取得後、ケンブリッジ大学天文学研究所等を経て現職。2022年6月、ペリメーター理論物理学研究所の初代ホーキング・チェアに就任。「サイエンティフィック・アメリカン」「スレート」「スカイ&テレスコープ」「タイム」「コスモス」等でコラムニストとしても活躍
よしだみちよ[ヨシダミチヨ]
英日・日英翻訳者。京都大学理学部卒業後、技術系企業での勤務を経て翻訳家に。訳書のジョージ・ダイソン『チューリングの大聖堂』(早川書房)が第49回日本翻訳出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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