出版社内容情報
作家と出会い、言葉と出会う
生きることの傍には、常に「言葉」があった
言葉が語らない「あわい」にこそ
たしかなる人生の道標がある
「あの日、この本を机の上に置いたとき、
のちに自分がこれとほとんど同じ経験をすることになるとは
思いもしなかった」 (本文より)
生涯の伴侶となる女性に『深い河』を渡した日から、
妻を喪い、死者に託された「何か」を生きる今に至るまで
河合隼雄、須賀敦子、小林秀雄、柳宗悦、堀辰雄――
自らの軌跡と重ねて綴る、特別な一冊
内容説明
「あの日、この本を机の上に置いたとき、のちに自分が、これとほとんど同じ経験をすることになるとは思いもしなかった」生涯の伴侶となる女性に『深い河』を渡した日から、妻を喪い、死者に託された「何か」を生きる今に至るまで。河合隼雄、須賀敦子、小林秀雄、柳宗悦、堀辰雄―自らの軌跡と重ねて綴る、特別な一冊。
著者等紹介
若松英輔[ワカマツエイスケ]
1968年新潟県生まれ。批評家・随筆家。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。「三田文学」編集長、読売新聞読書委員、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授(2022年3月まで)などを歴任。’07年「越知保夫とその時代―求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選。’16年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて第2回西脇順三郎学術賞を受賞。’18年『詩集 見えない涙』にて第33回詩歌文学館賞、『小林秀雄美しい花』にて同年第16回角川財団学芸賞および’19年第16回蓮如賞を受賞。’21年『いのちの政治学』(中島岳志との共著)にて咢堂ブックオブザイヤー2021演説部門大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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薦渕雅春
mikky
なおみ703♪
しょうじ@創作「熾火」執筆中。
沙羅双樹