藍色の福音

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藍色の福音

  • 若松 英輔【著】
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  • 講談社(2023/03発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065302255
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

作家と出会い、言葉と出会う
生きることの傍には、常に「言葉」があった

言葉が語らない「あわい」にこそ
たしかなる人生の道標がある

「あの日、この本を机の上に置いたとき、
のちに自分がこれとほとんど同じ経験をすることになるとは
思いもしなかった」 (本文より)

生涯の伴侶となる女性に『深い河』を渡した日から、
妻を喪い、死者に託された「何か」を生きる今に至るまで

河合隼雄、須賀敦子、小林秀雄、柳宗悦、堀辰雄――
自らの軌跡と重ねて綴る、特別な一冊

内容説明

「あの日、この本を机の上に置いたとき、のちに自分が、これとほとんど同じ経験をすることになるとは思いもしなかった」生涯の伴侶となる女性に『深い河』を渡した日から、妻を喪い、死者に託された「何か」を生きる今に至るまで。河合隼雄、須賀敦子、小林秀雄、柳宗悦、堀辰雄―自らの軌跡と重ねて綴る、特別な一冊。

著者等紹介

若松英輔[ワカマツエイスケ]
1968年新潟県生まれ。批評家・随筆家。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。「三田文学」編集長、読売新聞読書委員、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授(2022年3月まで)などを歴任。’07年「越知保夫とその時代―求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選。’16年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて第2回西脇順三郎学術賞を受賞。’18年『詩集 見えない涙』にて第33回詩歌文学館賞、『小林秀雄美しい花』にて同年第16回角川財団学芸賞および’19年第16回蓮如賞を受賞。’21年『いのちの政治学』(中島岳志との共著)にて咢堂ブックオブザイヤー2021演説部門大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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薦渕雅春

25
内容は知らずに借りてみた。何というジャンルと言っていいのか?エッセイでもなく、哲学的な難しい内容だった。ただ、文章そのものは読みやすく分かりやすい。著者は慶應義塾大学文学部仏文科卒業との事だが、理系の人ではないかと感じる。〈「読む」と「書く」の関係は呼吸に似ている。そう感じたのは、本が読めなくなり、文章を書けなくなったときだった。〉深く吸うためには、深く吐かなければならない、と例えている。〈読書は習慣である。習慣にならない読書は、いつまでも「勉強」の域を出ず、「学び」には至らない。〉斬新な著述だと感じた。2023/07/13

mikky

16
この本について何をどう書けばいいのか、随分迷いました。私があれこれ何かを書くよりも、正直、読んで欲しい。そんな思いが強くあります。これほど真摯な言葉が溢れ、言葉以上に真摯な眼差しが世界に注がれる本を読んだのはいつ以来なのか——思い出すことさえできません。死者が自分の中に転生するという言葉にも、私には確かに覚えがあって、思えば私はずっと自分の中に生まれ変わった死者と対話してきたのだと気付かされました。とにかく凄いのひと言しかないです。大事な想いにことばを与えてくれた、そのことにただ感謝です。2023/04/25

なおみ703♪

14
時折開いて、丁寧に言葉の意味をかみしめたい。「読むとは、目に見える文字の奥に不可視な文字を見ることに他ならない」「生者の言葉よりも死者たちの沈黙」「彼女の闘いは、夫を襲う孤独という得体のしれないものとの間に繰り広げられている」「言葉にせずに飲み込んだことに触れたい」「真の手紙はその本性からして、詩的なものである。」「書くとは見えない海を泳ごうと掻くこと」「美の霊気を浴びる、美の霧の中を歩いた。美は名状しがたい波動となって顕現した、美の邂逅であった(大原美術館)」「美は魂の泉であり糧である」2023/05/29

しょうじ@創作「熾火」執筆中。

11
自叙伝的要素の強い作品だが、『群像』掲載時には、河合隼雄論として連載されていたのではなかろうか。単に「読む」ことには収まらない、「魂の交歓」ともいうべき「体験」であったと感ずる。2024/02/06

沙羅双樹

8
読書中、いつまでもこの本の中で息をしていたかった。若松さんの作品を全て読んだわけではないけど、本作が最高傑作なのではないかと直感が囁いた。一人でも多くの人に読まれ、本作の誕生の瞬間に立ち合ってもらいたい。悲しみと言葉の力を知る人には特に響くでしょう。2023/06/22

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