講談社現代新書<br> 真珠湾攻撃隊―隊員と家族の八〇年

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講談社現代新書
真珠湾攻撃隊―隊員と家族の八〇年

  • 大島 隆之【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065300176
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0221

出版社内容情報

大好評NHK BS1「真珠湾80年 生きて、愛して、そして」書籍化!

1941年12月、真珠湾攻撃に参加した900人。
その後、1年以内に半数が命を落とし、2割しか終戦を迎えられなかった。
死ぬまで戦わなければならなかった、それぞれの人生。

・開戦前日で途絶えた日記
・真珠湾攻撃隊の内実
・真珠湾から戻らなかった55人
・開戦後一年以内に半数弱が戦死
・海軍の人事制度への不満
・熟練搭乗員の命を奪った日本軍機の欠陥
・極寒の戦場から届いたラブレター
・硫黄島への特攻という絶望
・残された妻たちの生活再建
・チモール海での「再会」

日記、手紙、遺族の証言が明かす、真珠湾の「英雄」たちの「愛と死」の物語

内容説明

1941年12月、真珠湾攻撃に参加した900人。その後、1年以内に半数が命を落とし、2割しか終戦を迎えられなかった。死ぬまで戦わなければならなかった、隊員たちそれぞれの人生。大好評NHK BS1「真珠湾80年 生きて、愛して、そして」書籍化。

目次

第1章 真珠湾に散った青春
第2章 海軍の「至宝」と呼ばれた男
第3章 早すぎた落日 最前線の真実
第4章 戦地からのラブレター
第5章 特攻命令という絶望
第6章 妻と子どもの長い戦後

著者等紹介

大島隆之[オオシマタカユキ]
1979年、東京都生まれ。幼少期をアメリカで過ごす。東京大学文学部歴史文化学科卒業。2002年よりNHKエンタープライズ・ディレクター。戦争や災害をテーマとしたドキュメンタリー番組を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

65
NHK-BSの番組で取り上げきれなかったものを含め再構成したとのこと。番組そのものを見ていないが、戦後まで生き残ることができたのが1割程度という現実の向こうにある人間ドラマを描いている。特にこうした戦争を扱ったものでは珍しく、恋愛、結婚に対する葛藤などを日記や手紙から丹念に拾って紹介している。さらに未亡人となった女性のその後の人生など、遺族の証言も交えながら、戦争という過酷な「挽き臼」に翻弄されながら、生き、死んでいった人々の様々な人間ドラマを描いている。なんだかじわっとくる読後感で良い企画だと思った。2023/02/02

樋口佳之

63
「如何なる星のもとに生まれようとも、人はその道で生きてゆくしかない。心して」/こうした記録が残される機会は本当に最後に来ているはずなので、大切なお話を読めたと思います。戦争の意味づけ、評価はいろいろあるにせよ、おびただしい当事者の命、300万の命、あるいは2000万の命が奪われる事だったということは決して忘れてはいけないな。有名な「百年兵を養うは…」(文中では「十年兵を養うは…」)はせめて「百年兵を用いないためなり」と続くべき言葉であってほしい。/2023/03/16

yamatoshiuruhashi

53
真珠湾攻撃に参加した搭乗員は約900人。今まで漠としたイメージではその多くが熟練搭乗員でミッドウェイでかなりの損耗を受けるものの、ラバウルなどでの損耗戦でその多くが戦死したと思っていた。ところが実は普通の社会と同様ベテランが若手を教育しつつ実戦にあたり、開戦一年以内(ミッドウェイもあるが)に半数が戦死・殉職していた。しかも彼らの多くには妻や子がいた。没個性の数字ではなく、生きた人間としてその縁故者を訪ね、話を聞き残された手紙などを丹念に辿ることで「人」の証を見出す。戦死者は数字ではなく生身の人間なのだ。2023/01/10

遊々亭おさる

23
太平洋戦争の火蓋を切った真珠湾攻撃。日本海軍は華々しい戦果を上げながらも戦況は悪化し泥沼の負け戦を余儀なくされていく。あの作戦に参加した隊員の内、生きて終戦を迎えられたのは全体の2割。生き延びた人にも殉職した人にも銃後で夫や息子の無事を祈った女性たちにも令和を生きる我々と同じように悩み、喜び、愛し、愛される人生があった。職場の昇級制度に不満を持つ人、新妻に熱烈な恋文を送る人。夫のいない戦後を逞しく生き抜く女性。もうすぐ戦争体験を語れる世代がいなくなる。戦争を自分自身の事として考えるための貴重な本だと思う。2023/02/13

ごいんきょ

17
真珠湾攻撃の搭乗員たちのその後。2023/11/12

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