出版社内容情報
本当に私、大人なのか?
『負け犬の遠吠え』の著者が綴る、令和の50代!
Webマガジン「ミモレ」の大反響コラム、文庫化!
上の世代からも下の世代からも、
頼りにはされても心配はされないこの年頃の懊悩を、
これから探ってまいります。――本文より
夏目漱石は四十九歳で亡くなった。
かたや、今は人生百年時代。
令和の五十代が抱える悩みの原因は、寿命が長くなったせい。
美容、体調、親、子供、仕事、趣味、セックス、老後の準備……。
もう若くない。でも、老いてもいない。
心身ともにガラスのように繊細な季節を、どう生きる?
共感必至の人気エッセイ!
内容説明
夏目漱石は四十九歳で亡くなった。かたや、今は人生百年時代。令和の五十代が抱える悩みの原因は、寿命が長くなったせい。美容、体調、親、子供、仕事、趣味、セックス、老後の準備…。もう若くない。でも、老いてもいない。心身ともにガラスのように繊細な季節を、どう生きる?共感必至の人気エッセイ!
目次
三度目の成人式
若見せバブル崩壊
働くおばさん
「懐かしむ」というレジャー
昭和と令和
感情は摩耗するのか
母を嫌いになりたくないのに
朽ちゆく肉体、追いつかぬ気分
性人生の晩年を生きる
五十代独身問題
再会と再開の季節
初孫ショック
「エモい」と「無常」
セクハラ意識低い系世代
自分がえり
三つの「キン」
コロナと五十代
好きなように老けさせて
著者等紹介
酒井順子[サカイジュンコ]
1966年東京生まれ。高校在学中から雑誌にコラムの執筆を始める。大学卒業後、広告会社勤務を経て執筆に専念。2003年、『負け犬の遠吠え』がベストセラーになり、婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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