出版社内容情報
全米で絶大な人気を誇るパトリシア・コーンウェルの大ベストセラー「検屍官」シリーズ25作目。累計1300万部突破シリーズ待望の最新刊!
内容説明
ヴァージニア州検屍局長に復帰したスカーペッタは怠慢な前任者の後始末を押しつけられ、妨害や敵意にもさらされていた。女性が頸動脈と両手首を切断、殺害される事件が発生。被害者はマリーノとドロシーが結婚して暮らす新居の隣人だった。遺体の近くの線路に置かれていた一セント硬貨は何を意味するのか。
著者等紹介
コーンウェル,パトリシア[コーンウェル,パトリシア] [Cornwell,Patricia]
マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。ケイ・スカーペッタが主人公の「検屍官」シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった。他に、『スズメバチの巣』『サザンクロス』『女性署長ハマー』、「捜査官ガラーノ」シリーズなど
池田真紀子[イケダマキコ]
1966年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
18
2021年11月刊のAutopsyを翻訳して、2023年12月講談社文庫刊。5年ぶりのスカーペッタ。なんだかんだと理由をつけて、自分で検屍を行うスカーペッタが面白い。上巻の進み方が遅い。下巻へ。2024/02/19
パカゲニー
6
パトリシア・コーンウェルさんのドクター・スカーペッタシリーズ。久々の登場です。皆も述べているように契約を打ち切ったのかと思ったがでれば買ってしまう。 ケイがヴァージニアの検屍局長に復帰という場面から本作は始まる。しかし彼女がいない間に検屍局がだらけて締まりのない様相、なぜか部下たちもよそよそしい、こういった中、両手首切断の遺体が線路わきで発見された。家族はというと ベントンは相変わらずだし、マリーノとルーシーも登場スムーズに上巻を読み終える。2024/01/18
だいゆー
6
久々のケイ・スカーペッタ!!2024/01/04
coldsurgeon
4
主人公ケイ・スカーペッタが、古巣ヴァージニア州検視局に復帰した時点で発生した女性殺人事件が端緒なる。いくつもの伏線が張り巡らされ、複雑なプロットが、物語の緊迫感を生む。そして宇宙空間を巻き込む陰謀事件が勃発し、事件のスケールが急拡大する。今後、どんな悪いことが起きるのだろうか。2024/03/24
tama
3
『検屍官』が衝撃的で一時期かなりハマったが、ひっっっさしぶりのコーンウェル。 相も変わらずケイを取り巻く人々は一癖も二癖もある人ばかり😖 いささかうんざり😮💨 女性の他殺体が発見されるが物語はなかなか進まない。 事件が動き出すと騒動の大きさに唖然とする😱 2024/03/27