講談社文庫<br> 法月綸太郎の消息

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講談社文庫
法月綸太郎の消息

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065296073
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

名探偵が挑む、名探偵たちの謎。
法月綸太郎 VS ホームズ、そしてポアロ。

名作に隠された驚愕の「真実」が今、明かされる!
躍動するロジック! これぞ本格ミステリの純粋結晶。
待望のシリーズ最新作!!

☆☆☆

ホームズ探偵譚の異色作「白面の兵士」と「ライオンのたてがみ」。
この2作の裏に隠された、作者コナン・ドイルをめぐる意外なトラップを突き止める「白面のたてがみ」。

ポアロ最後の事件として名高い『カーテン』に仕組まれた、
作者アガサ・クリスティーの入念な企みとは?
物語の背後(バックステージ)が息を呑むほど鮮やかに解読される「カーテンコール」。

父・法月警視が持ち出す不可解な謎を、息子・綸太郎が純粋な論理を駆使して真相に迫る、
都筑道夫『退職刑事』シリーズの後継というべき2編「あべこべの遺書」「殺さぬ先の自首」。

スマートで知的で大胆不敵。本格ミステリの魅力に満ちた傑作作品集、待望の文庫化!

内容説明

綸太郎が挑むのは、ホームズ探偵譚の異色作に隠された作者コナン・ドイルをめぐるトラップ。ポアロ最後の事件に仕組まれた作者アガサ・クリスティーの企み。そして、父・法月警視が持ち込む不可解な謎。ロジックを駆使して名探偵が鮮やかに「真実」に迫る、本格ミステリの純粋かつ新たな魅力に満ちた作品集。

著者等紹介

法月綸太郎[ノリズキリンタロウ]
1964年島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒業。在学中は京大推理小説研究会に所属。’88年『密閉教室』でデビュー。2002年「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。’05年『生首に聞いてみろ』が第5回本格ミステリ大賞小説部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ち~

31
長く待ってたシリーズ!短編3話、中編1話収録。うち2作は、ホームズとポアロの作品を法月綸太郎が考察するという物で、とても興味深くおもしろかったが…コレを法月綸太郎でやらなくても…と思った。私が読みたい法月綸太郎はコレじゃない!というのが個人的な感想。あとの2作は、法月警視が綸太郎に語った事件をその場で解決する安楽椅子探偵もので楽しめた。2022/10/19

hnzwd

26
法月綸太郎ものの短編集。ロジカルに解いていくのが多く、伝統的なスタイルを守っている名探偵の一人。帯にあるとおりホームズの謎とポアロ論に迫る2篇に重きを置いた一冊でしょうか。2023/04/18

生田目 房一郎

26
 功績に次ぐ綸太郎短編集。四編中二編、『あべこべの遺書』は死んだ二人の遺書が入れ替わった謎を丁寧に解く。収録に当たって書き直したらしいが、元のやつも読みたくなった。評判悪かったけど普通に面白いので。『殺さぬ先の自首』有栖川有栖のモロッコ水晶の影響を感じた。『白面のたてがみ』はドイル、『カーテンコール』はクリスティーを扱ったメタミステリ。白面は肩透かしな終わりだが、飯田才蔵や堤豊秋の名前で満足。カーテンはポアロの“カーテン”には裏があったのでは?という検証。“象は忘れない”など他作品を踏まえてまた読みたい。2022/11/14

小梅さん。

16
ミステリを期待してたのだけど、後半はほぼクリスティ論に終始。(一部ホームズやクイーン。) 出だしのロザムンドとの掛け合いが楽しかったので、どんな事件が勃発するのかと思ってただけに拍子抜け。 こういう評論は苦手だし、、、 最初の2編は、まぁ、ミステリ的だったかなぁ。 たぶん、評論としては優れているのだと思う。 私が、ミステリばりばりを期待していて、評論が苦手だったのではまれなかったのが残念。2022/12/03

マッちゃま

15
お久ぶりの法月綸太郎シリーズ。4作品の中短編集。驚きはドイル、ポアロ(カーテン)について謎解きモノ。内容的には◯野のお父さんに出てきそうな謎なんですけど、それに関わるのが法月氏というのは新鮮でもありました。ポアロについての話はクリスティーの他の作品の内容にも触れている箇所も多く(かなり上手く処理されています)僅かなネタバレすら嫌って方はご注意を。2作目の「あべこべの遺書」はアンソロジーにて既読だった筈なのに全く憶えておらず、かといって面白かったんだから改めて「アンタやっすい読者だなぁ」と反省します(苦笑)2024/02/16

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