出版社内容情報
「ああ、いい匂いがする」鼻をくんくんさせている子もいます。
「待ちどおしいな」耳をぴくぴくさせている子もいます。
「ようこそ、いらっしゃいませ!」
ひろばじゅうに、ひびきわたる声がして、いっけんのお店のドアがあきました。
あけたのは、黒うさぎのくるみくんです。白いエプロンと白いぼうし。
963はくるみの暗号です。
くるみくんはパン職人。
きょうは「黒うさぎのパン屋さん」の開店日なのです。(本文より)
小学館児童出版文化賞受賞、小手鞠るい氏による大人気の「うさぎのお店やさん」シリーズが2冊同時刊行されます。
一年生からひとりでよめる、おいしい、やさしい、たのしい幼年童話です。
内容説明
「ああ、いい匂いがする」鼻をくんくんさせている子もいます。「まちどおしいな!」耳をぴくぴくさせている子もいます。1年生からひとりで読める!うさぎたちの、おいしい、やさしい物語。
著者等紹介
小手鞠るい[コデマリルイ]
小説家、詩人、児童文学作家。野うさぎたちの暮らすNY州ウッドストックの森の住人。同志社大学法学部卒業。第68回小学館児童出版文化賞受賞
松倉香子[マツクラカオリ]
イラストレーター、絵本作家。専修大学文学部卒業。第27回ザ・チョイス大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
38
松倉香子さんの絵が独特で惹きつけられました。町に新しいパン屋さんが開店。楽しみにしていた皆。星や月、太陽に雲などの形のパン。どれも美味しそう。私も全部食べたくなってしまう。パン屋さんとおむすび屋さん、そして町の仲間も加わってパンダさんの要請に応えて台風被害のうさぎ村へパンとおむすびを届けます。みんなが困っている時には直ぐに助け合える。いいですね。2023/01/27
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
35
松倉香子さんの絵に惹かれて。パン屋さんのインテリアってなんて素敵なんでしょう。ぱんもとっても美味しそう。うさぎタウンでは困った時には助け合っていくのがいいですね。シリーズものと知らなかった。2023/09/13
花林糖
17
図書館本。シリーズ2冊目。日曜日は「黒うさぎのパン屋さん」の開店日。パンの良い匂いに引き寄せられて沢山のうさぎ達がやって来ます。パンがとても美味しそう。(シリーズと知らずに手に取りました)2022/11/22
杏子
16
やはりパン屋さん!!パンの焼かれる香りはいいよね。そんなかわいくって美味しそうなパンなら「ぜんぶください!」となるだろう。パンの国の王子さまのお話、それでいいのか!?と思ってしまった。子どもが描いたような作風のイラストが味を出している!2023/01/29
mntmt
9
おしゃれなパン屋さん。2023/01/05