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出版社内容情報
これは復讐劇ではない。「世界を変えよう」とする物語。
反ルッキズム×シスターフッドの話題作、待望の第2巻!
<あらすじ>
「ブス」と言われ、学生時代にいじめられていた知子。大人になった彼女は、自分をいじめていた「美人」の同級生・梨花が社会的に成功していることを知り、怒りに震える。知子は梨花への復讐を決意するが……梨花には知子とは違う「世界」が映っていた――。
「『ブス』なんていない」は本当なの?
「自分を好きになろう」と言われると、心の奥がズシンと重くなるのはなんでだろう…。
「多様性」を謳うミスコン――
美醜の問題を、これでもかと描ききる!
登場人物たちの心が、叫びが、突き刺さる。
反響続々!
・Amazon「女性問題」部門第1位
・「王様のブランチ」(TBS)で紹介
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りらこ
20
美人であるという前提のもと全てのステージに上がれるのでは、という指摘。ミスコンのあり方。男性の身長への女性からの目線。見た目をめぐる全ての問題をひとつずつ取り上げて、それぞれ多様な視点から意見が出て、そしてやはり解決はしない。中途半端な可愛さと没個性的な個性で、死にたくなる気持ちわかるな。2023/02/15
パンダプー
20
うん、面白いけど、なかなか重くなってきた。この作者さん、『美人が婚活してみたら』の人だったのか。絵がちがうのでわからなかっな。2022/11/22
いとう
6
構造的差別に対し、何をやってもたたかれる。だれがファーストペンギンになるか。2024/09/19
笠
5
4 新刊読了。読めば読むほど、何とも言えない複雑な感情が湧いてくる。自分も低身長男性で、その上小坂のようにイケメンでもないのでコンプレックスにはずいぶん苦しめられた。美人には美人の苦しみがあるという描写を読んでなお、白根の「山井さんのようになりたかった」という言葉には偽善を感じる。じゃあ本当に肉体交換できたとしてするか?っていう。やっぱり基本的にはブス側に感情移入して読んでしまうな。だいたいコンプレックスがない人間なんてほぼ居ないだろうしな。山井と小坂は上手く行けばいいなと思うけど、無理そうな気もする。2023/03/12
みやび@夜649
4
電子。ミスコンの在り方なんて考えたことなかった~でも美しさを本人が納得して競うならいいのでは。知子の過去の経験は辛い‥2024/03/20