講談社ラノベ文庫<br> 英雄と魔女の転生ラブコメ〈2〉

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講談社ラノベ文庫
英雄と魔女の転生ラブコメ〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065288498
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



雨宮 和希[アマミヤ カズキ]
著・文・その他

えーる[エール]
イラスト

内容説明

前世の記憶を持つ高校生・白石護道。彼はかつて、異世界を救った『英雄』だった。前世の仇敵『魔女』の転生者である椎名麻衣と再会した護道は、彼女の体を蝕む『呪い』を祓う手伝いをしていた。そして『友達』になった麻衣と迎える、はじめての夏休み。プールや花火大会など青春を謳歌する中、護道と麻衣は自分が抱えている気持ちの正体に気づいていく。「なぁ、椎名。俺、やりたいことを見つけたんだ」「…駄目よ。私たち、友達でしょう?」初めての恋心に振り回される二人の行く末は―。異世界から現代日本に転生した元英雄の少年と、元魔女の少女。不器用な二人が贈る、いじらしくも甘酸っぱい青春ラブコメ。ここに完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オセロ

36
【祝・完結】 夏休みになり、プールや夏祭りを通じて様々な想いが交錯する今回の物語。 麻衣への恋心を自覚する元英雄の護道、友達の枠組みから抜け出さない元魔女の麻衣、そして護道に長年の想いを募らせる幼馴染の比奈。麻衣を中心に絶妙にすれ違いながらも、それぞれの想いと抱えているものをぶつけ合ったこそのラストはグッとくるものがありました。2022/06/29

まっさん

32
★★☆ 読み終えてあとがきを読んだ時に目に付いた一文。「これ以上ないぐらいのハッピーエンドが好きです。」これ以上ないぐらいのハッピーエンド?????っていうのが読了後の率直な気持ちでした。 ここまでヒロインレースに明確な答えを出してくる作品は最近だと珍しいように感じましたが、まあでも曖昧な関係性ではなくしっかりとページ数を割いて答えを出させた所は良かったのかなと。 内容としては前巻と比べて明らかに前世要素が減り、その分日常ラブコメ路線に舵を取ってきたなという印象でした。前巻ですれ違いを経て新たな関係に→2022/09/12

よっち

29
異世界を救った英雄の記憶を持つ護道と、仇敵・魔女の転生体から友達になった椎名が迎える初めての夏休み。二人は自分が抱えている気持ちの正体に気づいていく第二弾。プールや花火大会など青春を謳歌する中で初めての恋心に振り回され、意識して初々しい反応を見せる二人の距離感。だからこそ気づいてしまう、ずっと護道の傍らにいた幼馴染の存在。幸せになることに慣れなくて、遠回りもしましたけど、しっかりと向き合っていきなり見据えるところがそこ?w とついツッコミを入れたくなる運命の二人が迎えた結末にはぐっと来るものがありました。2022/06/29

しぇん

24
完結。二巻でまとめる為しょうがなかったのかもしれませんが、一巻と異なり前世のファンタジー要素がおまけ程度になり、ラブコメ部分がほとんどに。少し残念ですが、綺麗にまとめていたので良かったのかなと2022/11/06

rotti619

24
前世で悲劇的な結末を迎えた魔女と勇者が、今世は普通の高校生としてやり直すお話第2巻。完結巻で正に完全無欠のハッピーエンド、という風に終わっている。前世の最期は一緒に不幸になろうと言って別れただけに、なまじ前世の記憶”だけ”が残っている故に、今世では上手く生きていけない2人が、回りくどいほど遠回りをしながら、過去に苦しみながら結ばれていく様が描かれていた。そういう事情を知らない幼馴染の桐島比奈が運命的なように急速に惹かれていく護道と麻衣を見ながら、自分の恋心を殺して背中を押す姿は中々グッとくるモノがあった。2022/07/05

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