星海社新書<br> 「週刊少年マガジン」はどのようにマンガの歴史を築き上げてきたのか?1959‐2009

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星海社新書
「週刊少年マガジン」はどのようにマンガの歴史を築き上げてきたのか?1959‐2009

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065287637
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0276

出版社内容情報



伊藤 和弘[イトウ カズヒロ]
著・文・その他

内容説明

「日本初の週刊少年マンガ誌」の座をめぐって繰り広げられた『マガジン』VS.『サンデー』の創刊レースのデッドヒートは、今日まで続くマンガの歴史のビッグバンだった!本書は『週刊少年マガジン』の旅立ちから、やがて遅れて市場に参戦した『ジャンプ』との熾烈な争いに至るまで、その長い歴史を築き上げた当事者たちの肉声によって紡がれる実録マンガ史である。ちばてつや、川崎のぼるらのレジェンドはもとより、歴代編集長など『週刊少年マガジン』の核心を担った人物たちに対する5年にわたったインタビューを通じて、黄金の滴るが如き貴重なエピソードが次々と読者に明かされる。マンガとは何か?その答えのひとつは、確実に本書の中に佇んでいる。

目次

第1章 「少年マガジン」誕生―1959年
第2章 魔球ブームと「W3」事件―1960‐1965年
第3章 第1次黄金時代―1965‐1970年
第4章 原点回帰―1970‐1978年
第5章 逆風―1978‐1985年
第6章 24年ぶりの栄冠―1986‐2000年
第7章 創刊50年を超えて―2001‐2009年
SPECIAL INTERVIEW 「週刊少年マガジン」第11代編集長栗田宏俊インタビュー

著者等紹介

伊藤和弘[イトウカズヒロ]
フリーライター。1967年生まれ。新潟大学法学部卒業。編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。主にマンガ、文芸、医療・健康分野を中心に取材・執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

98
週刊マンガ雑誌と共に育った世代なので、少年マガジンとその掲載作品の歴史は自分の人生をたどるのに等しい。夢中で読んでいた連載の裏にあったエピソードや原作者と作画担当の葛藤、消えた作者とブレイクした新人のドラマ、他誌との漫画家争奪戦や編集方針の違いが明確になっていく経緯など若い編集者が走りながら雑誌を作り上げていく姿は、それ自体が長編マンガのような面白さに満ちている。ただ、どれも軽く触れる程度の略史でしかなく、もっと詳しく知りたいともどかしく思うのも一再ではなかった。じっくり書き込まれた大冊の全史を望みたい。2022/09/24

keroppi

78
1959年の創刊から2009年までの「週刊少年マガジン」50年の歴史を、多くの関係者のインタビューも踏まえて綴る。私にとっては、「巨人の星」や「あしたのジョー」が連載されていた頃を一番思い出す。一つ一つの話が懐かしい。その分、後半、1980年代以後は、少しずつ縁遠くなってしまった。漫画を取り巻く環境も漫画家たちも変わったし、書店に並べられた最近の漫画雑誌を見ても、もう自分の本じゃないなと思ってしまう。それでも、この本を読むと、漫画文化を支えている人々が今も沢山いるんだなと思い、応援したくなってくる。2023/01/19

ホークス

32
2022年刊。読みやすい。哲学めかした考察や著者のルサンチマンとは無縁。手塚治虫や梶原一騎など重鎮のエピソードも軽く、全部伝えようという力みが無い。ちばてつやの言葉「欠点だらけで人間臭い三枚目を主人公にしたい」に、なるほどと思った。『のたり松太郎』や『あした天気になあれ』などは優等生と正反対。『あしたのジョー』は梶原一騎との出会いが生んだ奇跡らしい。著者が語るのは、漫画週刊誌と作家たちの間で展開されてきた対立や協調。私がショックを受け、良い薬になった『ハレンチ学園』の残酷な最終回も、そんな世界から生まれた2025/03/09

ひさか

25
2022年7月星海社新書刊。マガジン創刊から2009年まで、ライバル誌の動向も含めて語るメジャーマンガに焦点をあてた紙雑誌マンガの歴史は圧巻。週刊誌マンガも紙媒体の発行部数は減ってるけど電子書籍を含めた総数は、伸びているそうで、今まさに時代は変わっていて、これも歴史としてぼつぼつと語られて行くことになるんだなぁと思います。でも電子媒体の話って出版社には語るのが難しいんだと思います。2022/09/25

akihiko810/アカウント移行中

24
1959年の創刊から「週刊少年マガジン」50年の歴史を、多くの関係者のインタビューを踏まえて綴る。印象度A+  少年マガジンの歴史を、サンデー、ジャンプといったライバル少年誌との比較とともに綴った、まさに「週刊少年マンガ雑誌」の歴史を俯瞰した本。漫画好きなら一読の価値あり。  「スポ根」、90年代の「ヤンキー」そして、2010年代からの「ラブコメ」と時代ごとにカラーが変わっていく様が読み解かれる。そしてマガジンが97年にジャンプを倒し、少年誌売り上げ日本一だった時代があったことは知らんかった。2023/02/03

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