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出版社内容情報
園山 ゆきの[ソノヤマ ユキノ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
73
ネットで数コマ宣伝が流れてきて、買ってしまったんだけど、自分に自信のない長身の女の子とメイクのプロの話かと思ったら、そうじゃなかった。主人公はむしろ、自信はないけど、メイクを仕事にしたくてしょうがない男の子だった。おもしろかった。2023/06/07
たまきら
32
流されるように生きてきた元モデルの男の子。ハッとするような美貌の持ち主ですが、本当にしたいことは裏方ーメイクなんです。描きためたアイデア帳も封印し、学校のファッションイベントのためモデルとして女生徒と組むことに。でも、彼女は本当はモデル志望で…二人がまずはお互いの前で、そしてその後は様々な人の前で自己主張していく姿がキラキラしていて素敵です。…メイクのこと何も知りませんが、天才より才能が劣っても努力し続ける人とされる主人公の今後が楽しみです。2024/06/03
penguin-blue
29
メイクに興味がある休業状態のモデルの男の子と、夢への道筋が分からないままモデルウォークの練習をしていた女の子がたまたまペアを組んで学園祭のメイクアップコンテストに出ることから始まるサクセスストーリー。分野は変われど書き尽くされてきた筋立てではあるが、今一歩を踏み出せずにいた者同士が互いを得てパワーアップし、夢をかなえていく話は読んでいてワクワクする。学園祭でのデビューが鮮やかなだけに、この後のエピソードをどう重ねていけるか。絵はあんまり好みじゃないのだけれど、もうちょっと先を読んでみたい。2023/01/05
山口透析鉄
27
これ、試し読み版で冒頭60ページほどを読みました。 この作品、実は先日、マガジンポケットでもチラ見しました。明確なテーマを持っていて、ちょっと猪ノ谷言葉さんの作品(あれはデザイナーやファッションモデルさんの話ですが)を連想する部分もあって、これはこれで良いです。本格的に読んだら追記したいですね。2023/05/30
空のかなた
18
元モデルの男子高校生と、背が高いこととソバカスがコンプレックスで、ネガティブな女子高生。それぞれが本当にやりたかったことに向かって、悩みながら、自信を失いながらも、その才能を開花させていく過程に寄り添える。テンポも良くて、心の動きの機微や、メイクが仕上がっていく奇跡の瞬間迄、手を止めることが出来ない魅力で引っ張っていかれる。単純に、このコミックは面白い、この先まだまだ伸びていくんだろうな、と気持が湧き上がる。2023/07/16