超・進化論―生命40億年 地球のルールに迫る

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超・進化論―生命40億年 地球のルールに迫る

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  • サイズ 46判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065283516
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

生命誕生40億年のあいだに出来上がった地球の生き物の見えざるルールが、最先端科学で次々と解明されている!
常識が180度くつがえる、生き物のネットワークや知られざる能力。
なぜ、生き物はこんなに多様なのか。そこから進化の秘密も見えてくる!?

植物は危険を感じ、仲間にも伝える。
植物は音も聞くし、ボディガードの昆虫も呼び寄せる。
種類の異なる木々が地下のネットワークで助け合う。

昆虫の小さな翅でなぜ飛べるのか、なぜ8割の昆虫が完全変態するのか。
そんな不思議な生態とともに、昆虫もまた地球の生命体や環境を支える大きな存在だとわかる。

微生物はコミュニケーションしていたと判明!
ヒトも祖先が微生物によって絶滅をまぬがれ、今も、微生物が地球の50%もの光合成を担っていることもわかってきた。
環境問題や宇宙開発で微生物は欠かせない存在となっている。
地球の主人公はヒトではなく、植物・昆虫・微生物だとすら思えてくる。

カラー口絵とともに、NHKスペシャル全3集を一挙収録。
加えて、世界的研究者12名が生物の隠されたパワーを語る。

内容説明

植物は危険を感じる、昆虫が2000kmを渡る、微生物がコミュニケーションする、世界最先端の科学者が生物の隠されたパワーを語る。

目次

プロローグ 「生物の多様性」その本当の尊さとは(40億年の進化の奇跡;ダーウィンの進化論―今も現代人のビジョンを支配 ほか)
第1章 植物―植物のメッセージが命あふれる地球を作った(植物がしゃべる!感じている!つながっている;植物に“感覚”があるという事実をついに可視化 ほか)
第2章 昆虫―全生物を支えてきた奇跡の能力(飛び、変態し、小さなサイズで生物界を圧倒;鳥ではありえない昆虫の飛翔の秘密が明らかに ほか)
第3章 微生物―見えない生物が進化の駆動力だった(全生物と共生、隠れた主役のスーパーパワー;微生物によるがん退治が実現する ほか)
エピローグ 異種間のネットワークはまるで3次元の系統樹(隠れたルールを解き明かすカギ)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

121
植物・昆虫・微生物の世界を知れば知るほど、人間という存在の歴史はほんの500万年程しかないと思い知る。微生物は40億年、植物は4億5千万年、昆虫は3億5千万年前からいて、共進化をとげてきた。胃がんの原因として悪者の代表となったピロリ菌は、除菌により胃食道逆流症や食道がん、喘息になりやすいことがわかってきた。マイクロバイオームを乱すことは良いことばかりとは限らない。昆虫が空を飛ぶ機能である前縁渦の発見は1990年代後半のこと。人は本能的に生き物を美しいと感じるようにできている。それが機能美なのでしょう。2023/05/14

りょうみや

29
先日のNHKスペシャルの同特集がとても良かったので本書も手に取った。植物、昆虫、微生物の最近の研究成果から生物、進化、その繋がりを見直す。番組の内容そのままが半分で、12人の研究者のインタビューが半分加わり番組では触れられなかったことも多く知ることができる。本書内に「人間が主人公であるという傲慢な考えは吹っ飛ぶ」「読む前とは周りの世界が違って見える」とあるがまさにその通り。個人的に植物に対する見方が一番変わった。2023/05/26

宇宙猫

16
★★★★ 植物と昆虫はテレビで見たので流し読み。インタビューが面白くて良かった。ピロリ菌が食道線ガンや喘息を抑えているというのが興味深い。共存してきたからには不要なものは無いってことだな。2023/05/30

らむだ

13
NHKスペシャル「超・進化論」として放送された番組を書籍化し、番組に出演した研究者のインタビューを追加したもの。植物・昆虫・微生物の三部構成で、読みやすい内容にまとまっている。番組の導入として読むのも、理解を深めるために読むのも良い。2024/11/13

ペカソ・チャルマンチャイ

10
植物・昆虫・微生物の各々が、競争だけではなく、騙しあったり助け合ったりしているというのに驚く。特に、植物が自身の中や他の個体に情報伝達をしたり、自身に有害な虫の捕食者を呼び寄せるなんてことは全く知らなかった。こうした研究が進むことが、人間の進むべき方向を正すことになればいいな。2024/08/02

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