出版社内容情報
「ひとり ひとり みんなで つくる世界は
きっと 息をのむほど 美しいのだから。」(訳者 内田也哉子 あとがきより)
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●「やぁ、ぼくは点だよ! ここには友だちもいて 食べ物も 楽しいこともいっぱいある」
○「こんにちは、わたしは点です。ここには住むところも 食べるものも 楽しむことも ありません」
それぞれの環境が異なる、黒い点と白い点。
救いの手を差し伸べ、ともに生きることはできるのか?
点というモチーフを用いて、難しい移民難民問題について、お子さんが直感的に理解し考えることを促す翻訳絵本。
貧困や差別、人種、難民など世界規模の問題を「他人ごと」ではなく「自分ごと」として捉えることが求めらている現代。
この絵本は、「連帯」「共助」「思いやり」などについて話しをするきっかけになってくれます。
グラフィカルで手描きのおしゃれなデザインは、大人も楽しめる、世代を超えた一冊です。
訳者は海外在住経験もあり、樹木希林との共著『9月1日 母からのバトン』(ポプラ社)、脳科学者・中野信子との共著『なんで家族を続けるの?』(文春新書)、翻訳絵本に『たいせつなこと』(フレーベル館)をはじめ、多くの出版社で絵本などを手掛ける内田也哉子氏。
内容説明
「やぁ!ぼくは点だよ。ここには友だちもいて楽しいことも食べものもいっぱいある。」「こんにちは。わたしは点です。ここには住むところも、楽しいことも、食べものもありません。」まるで世界を表すような黒と白の点。この断裂を変えられるものは、いったいなに?貧困、分断、争い…黒と白の“点”が織りなす、この世界。あなたは手を差し伸べられますか?生きていくために大切なことを“点”が教えてくれる、翻訳絵本。
著者等紹介
マクリ,ジャンカルロ[マクリ,ジャンカルロ] [Macr`i,Giancarlo]
俳優、ミュージシャン。舞台パフォーマンスを行うイタリアの音楽グループ、バンダ・オシリスのメンバー。2004年ベルリン国際映画祭銀熊賞(音楽賞)を受賞
ザノッティ,カロリーナ[ザノッティ,カロリーナ] [Zanotti,Carolina]
音楽・演劇分野を中心に活躍するジャーナリスト。具象芸術に情熱を傾け、国内外の展覧会に参加。子供向けの物語や脚本も執筆している
内田也哉子[ウチダヤヤコ]
1976年東京生まれ。エッセイ執筆を中心に、翻訳、作詞、バンド活動sighboat、ナレーションなど、言葉と音の世界に携わる。幼少のころより日本、米国、スイス、フランスで学ぶ。三児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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けんとまん1007
chiaki
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ヒラP@ehon.gohon
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