出版社内容情報
西尾 維新[ニシオ イシン]
著・文・その他
内容説明
ニューヨーカー憩いの場・セントラルパークで殺人事件が発生!凶器は、忍者の暗殺道具『手裏剣』。目撃情報からニューヨーク市警の刑事が訪ねたのは、忘却探偵・掟上今日子が新たに構えた「置手紙探偵事務所ニューヨーク支局」だった。憧れのニューヨーク市警に容疑者として目を付けられてしまった今日子さんは、自らの疑いを晴らし、事件を解決することができるのか?彼女の過去を知るFBI捜査官ホワイト・バーチも暗躍し…?忘却探偵、謎解きの舞台はついに世界へ!
著者等紹介
西尾維新[ニシオイシン]
1981年生まれ。第23回メフィスト賞受賞作『クビキリサイクル』(講談社ノベルス)で2002年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
215
★忘却探偵シリーズ完読プロジェクト(読む端から忘却) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11714128?sort=book_count&order=desc 読み続けて忘却探偵シリーズも第14弾まで来ました。しかし掟上今日子がNYに不法滞在しているとは思いませんでした。世界展開すると、著者の言っている24弾まで行ってしまうかも知れません。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003648462022/07/17
したっぱ店員
45
アメリカ舞台でなんで忍法?と思ったら、NYPDが今日子さんに接触する動機付けになるからか。納得。警部補はめんどくさい上司だけでなく、トンデモな説をまずぶつけてきてしれっと次の日には忘れてる日本人探偵に振り回されてお気の毒だった。いつも通りさくっと楽しめたが、前作のことをうすぼんやりしか覚えてなくて、最後の話は「?」ってなってしまったけど次で明らかになるかな?それまでの私の忘却具合の方が心配だけど…。2023/01/13
HMax
35
今回はニューヨークが舞台の今日子さん。これで忘却探偵の正体が明らかになるのかと期待をしたが、身分証明書の類は一切持たず、しかも不法滞在中とは今日子さんらしい。リバルディ警部がいちいち煩いのと、異常に多いダジャレで少々疲れ気味の読書でしたが、久々の今日子さんのNYPDウインドブレーカー姿に魅了され読了。何のために現れたのかよくわからない隠館厄介さんも登場。備考:麻雀の七対子がアメリカで出来た役とは初耳。2025/01/11
二分五厘
32
「初めまして。探偵の掟上今日子です」何故かマンハッタンの老朽化したマンションの一室でニューヨーク市警の訪問を受ける忘却探偵…前巻が忘却の彼方なんで、状況把握に時間がかかった。折しもNYでは日本の暗殺部隊『SHINOBI』を連想させる事件が多発…助言を求められるが、今回どの事件も1日で解決出来ないは、見当違いのアドバイスで無駄足を踏ませるは市警を散々に振り回す今日子さん。すっきりしない幕切れだけど『NYPDに借りを返すまでは!』と大見得を切ったあたり、まだ不法滞在を続けるのか。『冤罪王』もあのままであるし。2023/02/19
Mie Tange
31
シリーズ14作目。 置手紙探偵事務所ニューヨーク支局… 今日子さんは海外でも しっかり?ちゃんと?今日子さんでした(笑) ただちょっと自分的には しっくりこないトコも多くて。 まぁ14作もありゃ好みじゃないのも出てくるか、 ってカンジもしました。 なので今日子さんのカムバック期待www2024/07/06