おいしいごはんが食べられますように

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おいしいごはんが食べられますように

  • 高瀬 隼子【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2022/03発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 162p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065274095
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第167回芥川賞受賞!

「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」
心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。

職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。
ままならない微妙な人間関係を「食べること」を通して描く傑作。

内容説明

職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。ままならない人間関係を、食べものを通して描く傑作。心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。

著者等紹介

高瀬隼子[タカセジュンコ]
1988年愛媛県生まれ。立命館大学文学部卒業。2019年『犬のかたちをしているもの』で第43回すばる文学賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

1384
タイトルからはほのぼのとした家庭小説を想像した。しかし、今どきの芥川賞作でそれはないよなと思い直して、ともかく読んでみた。昨今の芥川賞作の中では、敷居が最も低いだろう。語彙においても、主題においても難解なところはどこにも見当たらない。わずかに、構成において二谷と押尾の二人の視点を一人称と三人称のあわいのような文体で対置している点がユニークか。「食」をめぐる物語でもある。そして、会社内における人間関係の物語でもある。そして、二人の視点から浮かび上がる芦川の存在のあり方、もしくは二人、あるいは周辺の人物たち⇒2023/09/11

1265
地元出身の作家さんの芥川賞受賞!暫く完売で念願の購入。ありそうな会社、社員。二谷氏と押尾女史目線で話は進む。手作りスイーツを差し入れする芦川女史。褒められたいのか差し入れする自分に惚れているのか、生モノはその場で消費しないといけないしお礼等気を遣うしこういう人本当にいて正直迷惑。私は完全に押尾派で悪者になり易く損な人物。職場が無ければ絶対出会わない、話さない嫌いな人も職場じゃ出会うし喋るから不思議。二谷氏がちゃんとしたごはんの後カップ麺を食べるのが凄くわかる。ちゃんとしたごはんで心が満たされる訳じゃない。2022/08/14

starbro

1237
第167回芥川龍之介賞受賞作・候補作、第二弾(2/5)、今回は受賞作です。高瀬 隼子、初読です。 食べ物と職場の微妙な人間関係、単に職場で二股かけているだけのような気もしますが、楽しく読めました。但し、文学の香りはあまりせず、芥川賞というよりも、直木賞?という感じです。私は美味しいものが好きなので、個人的には、芦川さん推しです(笑) https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000363638 2022/08/12

さてさて

1026
『結局我慢する人とできる人とで世界がまわっていく』。この作品では『彼女はここで守るべき人』と周囲から思われている存在の芦川とそんな彼女と正反対とも言える押尾という二人の女性を登場させることで、会社組織の裏側にある危うさがふっと浮かび上がる中に物語が描かれていました。ネガティヴな感情渦巻くオフィスの描写がリアルさを際立たせてもいくこの作品。書名からイメージした作品内容とは全く違うところにあるドロドロとした描写の連続に、『おいしいごはん』を食べるとはどういうことなのだろう、と考えてもしまう、そんな作品でした。2023/06/17

bunmei

1022
会社組織の中でのアルアルな人間関係からの恋愛小説。文体も読みやすいが、芥川賞ですから、情景や心理の描写、そして本作は、食べ物を媒体としている為、食の描写は咀嚼する音まで聞こえてきそうな生々しさが感じられる。また表題から、ホッコリした内容かと思いきや、終始モヤッとした苛立ちと、結末にはゾクッとするような展開に、本作に込めた人間の浅ましさと欲が露になり、表題の意味も明らかになる。主な登場人物の二谷、押尾、芦川のの3人については、誰にも肩入れできず、奇妙で露骨な三角関係が、不穏な空気観を醸し出す作品である。 2022/08/13

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