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出版社内容情報
・「自律神経のバランスが乱れている」ってどういうこと?
・皮膚を刺激すると自律神経の活動が変わる?
・瞳を見て、自律神経の活動を確認する方法
・「気持ち」によって内臓の動きが変わるのはなぜか
・じつは「自律神経失調症」の定義はない?
・交感神経と副交感神経、それぞれの異常で生じる症状とは
・深呼吸で気持ちがやわらぐ理由
・緊急時に馬鹿力が出るのはなぜか
・怒ると心拍が上がり、嫌悪感を抱くと体温が下がる仕組み ……など
ーー自律神経が心身を巧みに調整していた!
【全身を調整する自律神経のしくみがわかる】
「心身の不調は自律神経が原因かもしれない」「自律神経のバランスが乱れている」などとよく耳にします。
そもそも、自律神経とはどのような神経なのでしょうか?
簡単に言えば「内臓の働きを調整している神経」。
全身の臓器とつながり、身体の内部環境を守っています。
自律神経に関わる歴史的な研究を辿りながら、交感神経・副交感神経の仕組みや新たに発見された「第三の自律神経」の働きまで、丁寧に解説していきます。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
26
図書館本。自律神経失調に陥った時期があったため、今後のためにも正しく理解するべく手に取り読了。初学者にも分かりやすいようにまとめてあり、学び多い一冊でした。2023/11/24
Nobu A
24
温泉及びサウナ好きには副題「身体が整う」とはどういうことかを素通り出来ず、思わず購入。鈴木郁子著書初読。新刊ホヤホヤ。講談社ブルーバックスシリーズは侮れない。最新の知見を平易な言葉で解説。サウナとの関係性を知りたかったが、結局は健康に良いこと、バランスの取れた食事、十分な睡眠と運動等、継続することが肝要という点で繋がっていると推測。生理学が門外漢には所々難しかったが、色々と勉強になった。印象的だったのが交感神経と副交感神経、求心性神経と遠心性神経等、常に対になっている点。何事も平衡が大事なんだろうな。2023/08/06
翠埜もぐら
23
はっきり言ってほぼ挫折。帯に「「整いたい」あなたへ」とあったのでそのあたりの話かと思ったのですが、がっつり自律神経その物の話で医学的専門用語の前に崩れ落ちてしまいました。でも動物の体が考えているよりずっとずっと精密かつ複雑な物と言うのは、この手の本を読むたびに思い知らされます。そしてそこまでわかってきている今の科学?医学?は何か戦慄さえ覚えます。終章にちょっと載っていた「整え方」に、目と耳からの情報は脳に負担を非常にかけるのでしっかり休むとあったのは、一般常識だけれど意識しないとないがしろにしがちですね。2024/01/31
奈良 楓
17
【とても良かった】学生向け講義を本にしているためか、とても分かりやすい本。第1章で神経系の分類を示してくれているので理解が進みました。マッサージが好きなので、皮膚の圧迫が内蔵への刺激になる、というところが印象的でした。2023/10/19
kuukazoo
17
自律神経については中学の生物のレベルで知識が止まっていたので基礎知識のアップデートによかった。自律神経系は交感神経と副交感神経だけかと思ってたけど、内臓求心性線維や腸の中の腸管神経系も新たに発見された。図も多く理解しやすく親切。アセチルコリン覚えた(笑)。とはいえ神経の存在や働きってなかなかイメージしにくい。自分の体験だとお腹が痛くなりそうな時に何も考えないようにしてリラックスモードを意識したりマッサージや指圧で体調が良くなったりする時、自律神経系が働いているなと感じる。2023/08/06
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