戦争と平和の船、ナッチャン

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戦争と平和の船、ナッチャン

  • 半田 滋【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2022/04発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 178p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065263860
  • NDC分類 K397
  • Cコード C8036

出版社内容情報

みなさんは「病院船」を知っていますか? 大きな事故や災害が起きたとき、海からかけつけて、大きな船が丸ごと病院になってしまうというものです。日本は、まだ病院船を持っていません。しかし、東日本大震災が起きたとき、病院をはじめ多くの建物がめちゃくちゃに壊れてしまった現実を目の当たりにして、けがをした人々の治療をするためにも、こうした船を持つ必要があるのではないかという議論が起こりました。
それから9年の月日が経った2020年から、新型コロナウイルスが日本全国をおそいました。爆発的に感染者が増え、現在ある病院だけで患者に対応できるのか不安になっていくなか、ふたたび「病院船は必要なんだ」という声があがりました。

これは、「ナッチャンワールド」という高速フェリーの波瀾万丈の”船生(せんせい)”の物語です。ナッチャンの夢、それは「病院船になりたい」という夢です。オーストラリアで生まれたナッチャンは、お客さんを乗せて津軽海峡を行ったり来たりする観光フェリーでしたが、燃料の価格が高くなったためにフェリーとして使われなくなり、自衛隊に貸し出されて戦車や装甲車を訓練場に運ぶ仕事につきました。「平和の船」は、またたく間に「戦争の船」に様変わりしたのです。望まないのに「戦争の船」となったナッチャンは、病院船になれるのでしょうか?

長年にわたって防衛省の取材をしてきたジャーナリストが、実在するナッチャンワールドという船を主人公にして、戦争と平和のはざまにある今の時代を伝える、一風変わったノンフィクションです。

内容説明

これは、「ナッチャンワールド」という高速フェリーの波瀾万丈の“船生”の物語です。お客さんを乗せて津軽海峡を行ったり来たりする観光フェリーだったナッチャンは、燃料の価格が高くなったためにフェリーとして使われなくなり、自衛隊に貸し出されて戦車や装甲車を訓練場に運ぶ仕事につきました。「平和の船」は、またたく間に「戦争の船」に様変わりしたのです。長年にわたって防衛省の取材をしてきたジャーナリストが、実在する船に命を吹きこんだ一風変わったノンフィクションです。戦争と平和のはざまで揺れる、今の時代を伝えます。

目次

第1章 観光フェリーとして生まれて
第2章 世界一の高速フェリーが生まれた日
第3章 東日本大震災と「病院船」
第4章 「自衛隊の船」として
第5章 “戦争の船”と“平和の船”のはざまで
第6章 人を助ける船になるという夢

著者等紹介

半田滋[ハンダシゲル]
1955年、栃木県生まれ。防衛ジャーナリスト。元東京新聞論説兼編集委員。獨協大学非常勤講師。法政大学兼任講師。1992年より防衛庁(現在の防衛省)取材を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まる子

18
防衛ジャーナリストの著者が実在の船を主人公にし、船に語らせた「船生」ノンフィクション(解説部分は著者)。もとは「ナッチャン・レラ(アイヌ語で風)」「なナッチャン・ワールド」の姉妹船が青函トンネル開通後に津軽海峡を就航する船として人々を安全に速く届けていたものの、燃料高騰や高速船ならではの苦悩もあり、その後は自衛隊の船、イベント船と変わる船(ナッチャン)の気持ち。近い未来には病院船となる事を夢みて船生を送る。姉のレラは台湾へ。ナッチャンが平和の船として活躍する事を祈るばかり。2023/04/30

nekonekoaki

3
津軽海峡航路の高速フェリーとして就航したものの、その後数奇な運命を辿ることになったナッチャンの一人語りです。 ナッチャンWorld仕様 ウォータージェット推進機搭載高速フェリー 船型 波浪貫通型双胴高速船(アルミ軽合金製) 総トン数 10,549トン 全長 112.6m 全幅 30.5m 航海速力 約36ノット(満載時) 積載 8mトラック50台及び乗用車110台 定員 508名 最大積載量 1500トン 母港 函館港 (senseki-kikou.netより参照) 2022年4月5日第一刷発行。2023/04/15

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