講談社文庫<br> 時生

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講談社文庫
時生

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  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065263136
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「あんた、逃げられて当然。
 一緒に彼女を追いかけよう!」

あの日共に旅した謎の青年は
未来の息子だった

東野圭吾による切なすぎる奇跡の物語

ーーー

難病の息子を看取る直前、宮本拓実は不意に思い出した。
俺は昔こいつに出会っている――。

どうしようもない若者だった
拓実の前に現れた謎の青年・トキオ。

突然失踪した恋人を彼と共に追ううち、
彼女が巻き込まれた陰謀、
そして拓実を捨てざるを得なかった母や
顔も知らない父の秘密が明らかになっていく。

内容説明

難病の息子を看取る直前、宮本拓実は不意に思い出した。俺は昔こいつに出会っている―。どうしようもない若者だった拓実の前に現れた謎の青年・トキオ。突然失踪した恋人を彼と共に追ううち、彼女が巻き込まれた陰謀、そして拓実を捨てざるを得なかった母や顔も知らない父の秘密が明らかになっていく。

著者等紹介

東野圭吾[ヒガシノケイゴ]
1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川文庫)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP文芸文庫)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』(講談社文庫)で第48回吉川英治文学賞、2019年、出版文化への貢献度の高さで第1回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dr2006

59
不治の病に倒れた高校生の宮本時生(トキオ)が、22年前に生きる父の前に現れる。向こう見ずで短気な若い頃の父宮本拓実と、過去の改ざんの影響(タイムパラドックス)を恐れ息子であることを隠し続ける時生が巻き込まれた事件とは…。過去へタイムスリープというドSF的な設定ながら図太い人間ドラマを堪能できる圧巻の作品。読み終えて知ったが、2002年刊行とは驚き!古さを感じさせない。流石だ。とても面白かった。2024/10/29

優希

56
タイムスリップものでした。難病の息子を看取る直前、昔のことを不意に思い出した拓実。かつて出会ったことがあると。時生という青年が突然現れ、過去の出来事を追ううちに様々なことが見えてくるのが切なかったです。ちょっと不思議でちょっと怖いですが、優しい時間をも感じられるフファンタジーでした。2024/04/29

ノンケ女医長

52
自分の出自を知ってしまったとき。素直に受け止められる人なんて、どれくらいいるのだろうか。存在が否定されたような気にもなるだろうし、生きていていいのかと不安でたまらなくなる。23歳の宮本拓実は、感情が抑えられず、踏ん張りが効かない。周囲との軋轢も多く、どう対処したらいいか本人も分かっていない。共感できる言動が多々あって、応援しながら読んだ。好きになった女性との間に生まれた子どもは、短い命を懸命に生き、たくさんの人を救った。時空を超えて、父を鼓舞した。命を繋ぐことの尊さが作品全体から感じた。名作の一つ。2023/04/02

moonlight

41
遺伝性の難病で今際の際にある息子トキオが、過去の父親拓実に会いに行くという話。若かりし頃の拓実のダメダメっぷりにげんなりしつつも500頁超を飽きさせずに読ませてくるのはさすが東野圭吾。未来の予言や過去の大事故の回避といったタイムリープらしさもありつつ、行方不明の彼女探しに汚職が絡んで多くの頁が割かれたり拓実の出生の秘密も探る、というやや盛り込み過ぎ感は否めない。それでもトキオのひたむきさが物語全体を上手くまとめて魅力的なものにしていると感じた。2024/09/09

vinlandmbit

17
図書館本。一気に読み切るほど、引き込む力のある作品であり、なおかつ時間を超えるからこそ成立する親子の愛と友情に熱いものが静かに広がっていく作品でした。切なくもありつつも、笑顔で立派な息子を誇らしく送り出していかねば、、!と、息子を持つ親の気持ちになったような不思議な温かい読後感。登場人物それぞれが味わい深く、また時間を空けて読み返してみて再会したいと感じました。読めて良かった作品です。2025/05/13

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