- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 モーニングKC
出版社内容情報
山下 和美[ヤマシタ カズミ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
28
75歳、60歳、45歳、20歳の四姉妹が、百歳の父の臨終に集う。ありそうでなかった、ぶっ飛んだ設定がまず面白い。そして世代間ギャップでちゃっかり笑わせる(例えば「尾崎」と言えば、長女「尾崎紀世彦」次女「ジャンボ尾崎」三女「尾崎豊」四女「尾崎世界観」といった具合)。そこに、世田谷の洋邸保存運動での体験を巧みに盛り込む山下和美のしたたかさに痺れる。まさしく、捻れた姉妹のドタバタコメディだけれど、それだけで終わりそうにない気配に、期待値を上げちゃってもよさそうだ。2021/12/26
akihiko810/アカウント移行中
22
23年度初登録。 75歳、60歳、45歳、20歳の四姉妹が、百歳の父の臨終に集う。父の血がつながった「だけの」四姉妹が織り成すドタバタコメディ。 山下和美が天才であることは知っていたが、本作は凄く面白い。まさしく「ハイテンションドタバタ・海街diary」とでもいうべき四姉妹物語であり相続劇。山下先生が実際に買ったという世田谷の尾崎行雄の洋館が登場し、物語に奥行きを出すのはさすが。「海街diary」のように是枝監督でぜひドラマ化してほしい。 今年度1発目に傑作漫画を引き当てて幸福2023/01/02
LUNE MER
14
父の危篤のために(存在を知らなかった四女に呼び出される形で)再会した75歳、60歳、45歳、20歳の四姉妹。そのまま父の遺言に従って歴史ある洋館に同居することになり…という向田邦子作品あたりにありそうな面白くないわけない設定に惹かれて全巻まとめ買い。滅茶苦茶面白かったので決断は正解。2024/05/29
honoka
13
ややイラっとくる破茶滅茶展開。とどめが来て引き。しかし4姉妹が全く似てない。2024/07/13
毎日が日曜日
8
★★★-2021/12/26