講談社文庫<br> 転生の魔―私立探偵飛鳥井の事件簿

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講談社文庫
転生の魔―私立探偵飛鳥井の事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065262122
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



笠井 潔[カサイ キヨシ]
著・文・その他

内容説明

四十三年前、二重密室から姿を消した女性が国会前のデモの現場に現れた。当時とまったく同じ容姿で―。捜索依頼を受けた私立探偵・飛鳥井は「ジン」と名乗っていた彼女の消失事件の調査を引き受ける。過去の関係者を訪ねるうちに現代日本社会の病巣につながる犯罪が浮かび上がる新しき社会派ミステリー!

著者等紹介

笠井潔[カサイキヨシ]
1948年東京生まれ。’79年デビュー作『バイバイ、エンジェル』で第6回角川小説賞受賞。’98年『本格ミステリの現在』編纂で第51回日本推理作家協会賞受賞。『オイディプス症候群』と『探偵小説論序説』で第3回本格ミステリ大賞小説部門と評論・研究部門を同時受賞。2012年『探偵小説と叙述トリック』で第12回本格ミステリ大賞評論・研究部門を受賞。小説のみならず評論においても旺盛な活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Urmnaf

10
初老の私立探偵・飛鳥井のもとに人探しの依頼が来る。デモの動画に映りこんだ女性が、43年前に消えた女性の転生したものだという。極左活動家たちの前から消えた二人の女性の事件を調べるうちに、彼らの様々に異なる行く末が見えてくる。カルト教団や引きこもり、国際テロ活動など、時代を顕わす事柄も浮かび上がりつつ、過去の消失事件と現代の墜死事件が繋がっていく。著者お得意の社会問題への考察と探偵小説の融合。シリーズ通して出版社がバラバラなのはなんとかしてほしいけど。繋げて読まなくても大丈夫ってか。2022/04/25

ソラ

10
笠井潔の作品はこれまで矢吹駆シリーズしか読んだことが無く、個人的には難しいなと思っていたが飛鳥井シリーズ(今作しか読んだことないが)読みやすかった。別作品も読もうと思ったがすでに絶版ですか…。2022/03/07

ネムル

5
社会論とミステリの強引な架橋。無茶も半ばにそこそこ面白い。いまのデモ風景に対して暴力の牙の抜けたおままごとのように囃し立てるおじさんが出てくるが、こうした60年代のダメなところをきっちり描いてくるのが、やはり笠井潔だなと。2023/11/04

ナオ

5
再読。本を整理してて発見。表紙とタイトルが、何か怖い、猟奇的な事件を思わせるも、読み返したらそんな事もなく。事件の始まりが43年前に密室から消えた女性が、当時と同じ容姿で姿を現すとゆー、魅力的なものだったけど、何かなーって。 連合赤軍の事件と絡めてゆく謎も良かったと思う。でも、ちょっと好みではなかった感じ。謎が解けたときのカタルシスが私には感じられなかった。納得は出来るけど、さ。現実はいつも、少しつまらなく、ほろ苦い2022/10/02

君島 嵐士

3
社会派ミステリーだと書いてあり購入。 初めは、普通のミステリーかと思いながら読んでいき最後には『これは!確かに社会派ミステリーだ!』と納得した。 探偵、飛鳥井の行動が最後にどう転じていくか、楽しみながら読める作品だ。2023/01/14

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