ビザール学園

個数:

ビザール学園

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月26日 11時05分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065260302
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【bizarre 怪奇な、奇妙な】
奇怪な学園ドラマを読み進んでいくうちに、いつの間にかモラルや正義や良心が解体され、私の心の中に本物の地獄が形成されていた。―黒沢 清(映画監督・「クリーピー 偽りの隣人」、2020年度キネ旬ランキング1位・ベネチア映画祭監督賞「スパイの妻」〉

学園にはびこる陰鬱とした空気感と生徒たちの間で囁かれる不気味な噂を巡って、どんどんスト-リーに引き込まれていきます。―人気YouTuber キリン考察系〈チャンネル登録数185万人〉

実を言うとこんな学園で教えるのは、私も嫌だ。『クリーピー』よりも、もっと“ビザール”で恐ろしい世界を描いてみた。そんな恐怖に満ちた学園の雰囲気をお召し上がれ。―前川裕(著者)

名監督・黒沢清で映画化された衝撃的デビュー作『クリーピー』以来、
一貫して猟奇事件/サイコな人間をえぐるショッキングなミステリー作品を発表し続ける著者が放つ、
虚飾と嘘に塗れた進学校を舞台にした、薄気味悪さ最高の学園猟奇ミステリー。

大手予備校の人気講師から転身し東京郊外の進学校・綾西学園へ転任した男性教師・三隅。
赴任時に彼を迎えた校務員・高木の嫌な雰囲気に、三隅は過去のトラウマ的記憶を呼び起こされる。
学校の実態は、理事長の下僕のような管理職や体罰肯定の体育教師が幅を利かせる表向きとは正反対の時代遅れな組織。
さらに生徒たちに蔓延する、この学園は呪われているという噂。
噂の裏には学校敷地内での忌まわしい未解決事件があった。
そしてついに女子学生がその禁忌の場所で、むごたらしく死んでいるのが発見される……

内容説明

伸び盛りの進学校・綾西学園に教職を得た元予備校教師の三隅忠志。しかし、嗄れ声で背後から近づく義眼の校務員に心機一転の気分は一気に吹き飛ばされる。体育系教師が幅を利かせた前時代的校則に縛られる学園に飛び交う暗い噂。そして、孤立した女子高生・中浜琴音が学校の片隅にある「呪われた場所」で死亡する。複雑怪奇で“ビザール”なその真相とは?

著者等紹介

前川裕[マエカワユタカ]
一橋大学法学部卒。東京大学大学院(比較文学比較文化専門課程)修了。スタンフォード大学客員教授などを経て、法政大学国際文化学部教授。専門は比較文学、アメリカ文学。『クリーピー』が第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

83
人気予備校講師の三隅は歴史は浅いが県下有数の進学校である私立中学高校一貫校に引き抜かれた。しかしそこは今どき珍しいほどのブラック校則があり、体罰体育教師、イケメン女たらし教師、理事長にへつらう校長など旧体制蔓延る世界だった。そしてそこに次々起こる殺人事件。読みたい本をつけているノートに何度も書き込んであった本だったが、「クリーピー」みたいなのを期待したんだけど…。男性陣は全て姓なのに女性陣は途中から名前で書かれていることにより先生か生徒かわからなくなる。ビザールが怪奇、奇妙という意味だそうで、そこは納得。2025/02/28

ゆのん

67
予備校講師から進学校教師へと転身した主人公を待ち受けていたのは暗雲垂れ込める学校と、一癖も二癖もありそうな教師達の面々。その中で起こる事件の数々。そして学校の怪談的な昔の事件。『クリーピー』を読んでいる人なら読む前からワクワクしてしまう。東大や医学部に合格者を多数輩出している進学後とはいえ我が子には通って欲しくない程のある意味『スゴイ学校』。実際の事件ならワイドショーに釘付けになりそう。読むのを楽しみにしていただけに真相が途中でわかってしまったのが残念。それともう少し『狂気』が欲しかった。2021/12/21

Ayako

38
予備校の人気講師だった三隅は、東京郊外のある進学校の教師に転身する。新天地で彼を迎えたのは、旧態依然とした組織体制、そして不穏な噂話だった…。タイトルのビザールは、「怪奇な、奇妙な」という意味だという。三隅が当初感じた小さな違和感は、読み進めるにつれて、不気味な事実へ変貌する。平凡な人物が内に秘める狂暴性ほど、恐ろしいものは無いと感じた。ただ、クリーピーシリーズと比べると、スピード感と狂気を感じるような激しい展開に欠けていたのが残念だった。クリーピーシリーズで、妙な耐性が出来てしまったのかも知れない。2022/02/01

巨峰

35
面白かったですよ。あの素敵な人は実はっていう展開で頭がおっつかないけどw表紙は凄くいいとおもいます。表紙だけで、おかわりできるくらい。2024/01/30

hushi亜子

32
そこまで気味悪くなかったよ…残念 だけど、そんな人間だったのかという驚きはありつつ 1番気味が悪いのは平山だとは思うけど2022/02/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19025271
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品