ブルーバックス<br> 早すぎた男 南部陽一郎物語―時代は彼に追いついたか

個数:

ブルーバックス
早すぎた男 南部陽一郎物語―時代は彼に追いついたか

  • ウェブストアに12冊在庫がございます。(2022年05月19日 20時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065258132
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0242

出版社内容情報

自発的対称性の破れ、質量の起源。日本が生んだ天才が素粒子論にもたらした巨大な功績を、成功と失敗が交錯する人生とともにたどる。

内容説明

「自発的対称性の破れ」をはじめとする数々の新理論で「質量」と「力」の起源に迫り、その後のヒッグス粒子の発見や電弱統一理論の確立にも絶大な貢献をしたにもかかわらず、南部陽一郎は50年近くもノーベル賞受賞を待たされた。先進的すぎたため「予言者」「魔法使い」とも呼ばれた彼の発想はどのように生まれたのか?南部はどのような人間だったのか?初めての本格的評伝で解き明かす。

目次

第1章 福井の神童
第2章 東大理学部305号室の住人
第3章 天国か地獄か、米プリンストン
第4章 自発的対称性の破れ
第5章 南部理論が生んだヒッグス粒子と電弱統一理論
第6章 クォークめぐるゲルマンとの対決
第7章 ひも理論VS量子色力学
第8章 「予言者」南部とノーベル賞
第9章 福井新聞記者が見た南部の素顔
第10章 生涯、現役の研究者

著者等紹介

中嶋彰[ナカシマアキラ]
サイエンス作家。東京大学工学部卒業。日本経済新聞社入社、科学技術部次長、科学技術担当編集委員、ナノテクノロジー専門誌『日経先端技術』編集長などを歴任。1954年、兵庫県宍粟(しそう)市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

193
”「南部の研究はつねに我々より10年先んじている。そこであるとき、南部を理解すれば他の人より10年先んじられる、と思いついた。しかし南部をやっと理解したと思ったらもう10年の時がたっていた」”。南部せんせーの優しさに包まれた本に感じました。「自発的に対称性が破れると質量ゼロの粒子が発生する」事の発見の名誉を掻っ攫われるのです。脇が甘いと著者に咎めるのですが、それはそうなのかも。でも2人の(後輩?)研究者の利他行為で助けられるの。そのお話の伏線回収も素晴らしいので、興味のある方は是非読んでみて欲しいのです。2021/11/13

trazom

101
一年の最後にこんな素敵な本に出会えて、本当に幸せな気分。南部先生のお人柄がよくわかる見事な評伝だが、それに加え、世界の最先端の物理学者が切磋琢磨する状況や、日本の物理学者たちの人間関係が窺い知れて、非常に面白い。特に、小柴昌俊先生、西島和彦先生、江口徹先生たちの利他的な行為に心打たれるが、仲間や弟子たちにそうさせることこそ、南部先生のフェアで謙虚なお人柄の象徴である。「自発的対称性の破れ」「量子色力学」「ひも理論」という3つの大きな業績を通じて南部先生の偉大さを噛みしめることのできる素晴らしい一冊である。2021/12/26

まこみや

29
一体どこをどうしたらこんなスーパー独創的なアイデアが次から次へと生まれるのだろう。読み終わって思わず溜息が出た。自発的対称性の破れ、量子色力学、ひも理論、いずれも素粒子物理学を根底から覆す画期的な新理論である。そうした理論を構築して質量と力の起源に迫っていく様は、あたかも名探偵が鮮やかに犯人を追求する本格推理小説を読んでいるような痛快さと興奮を覚えた。素人の私には理論そのものは何も理解できていないのだけれど、中嶋氏の比喩的説明は明晰で実に美しい。「魔術」と称される所以であろう。清々しさを感じた一冊だった。2021/12/27

yyrn

23
日本人初のノーベル賞受賞者・湯川秀樹(1907~81)に憧れて理論物理学に進み、①自発的対称性の破れ、②量子色力学、③ひも理論などを提唱し、量子力学の創設者とも、素粒子物理の預言者とも称されたノーベル賞受賞者・南部陽一郎(1921~15)の生い立ちから、成果を上げた壮年期の活動を中心に亡くなるまでの足跡を、国内外の様々な大物科学者たちとの交友を絡めて丹念に追いかけた新書本。人類の進歩に確かな足跡を残した人物が日本人であったことが誇らしく、読んでいて楽しかった(理論物理界の大谷翔平だったかw)。2022/01/29

ねぼすけ

18
ノーベル賞受賞物理学者である南部陽一郎の人生を振り返る伝記であった。難しい話は少なめで比較的読みやすい。物理の解説よりは人物像や南部先生を取り巻く環境などの話が多い印象。1952年に31歳の若さでプリンストン大学で研究を行なっていた話などは初めて聞いた。しかも同時期に久保亮五、小平邦彦といったそうそうたる顔ぶれの中にいたなんて凄すぎる…同期の木下東一郎という方はちょっと初耳だが。この当時のプリンストンは所属している研究者たちが凄まじいなぁと思った。またシカゴ大学のチェアマンまでやっていたのも初耳だった。2021/11/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18564843

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。