出版社内容情報
小沢 章友[オザワ アキトモ]
著・文・その他
げみ[ゲミ]
著・文・その他
内容説明
北条義時は鎌倉幕府の執権政治を確立し、武士支配の世の中の基礎を作った人です。源頼朝が武家による政治を始めると、それまでの日本の支配者である京都の朝廷は、それに抵抗しました。そして頼朝の死後の1221年、後鳥羽上皇は幕府に戦いを挑みます。承久の乱です。義時は朝廷側と戦い抜き、みごと勝利。明治維新まで続く武士の世は、こうして始まったのです。小学中級から。
目次
第1章 頼朝、兵をあげる(政子、雨のなかを走る;頼朝と政子の結婚;頼朝、挙兵する;石橋山の戦い)
第2章 平氏との戦い(源氏の兵を集める;富士川の戦い;鎌倉殿の御家人;平清盛、死す)
第3章 義経の首(義仲との対立;ひよどり越えと青葉の笛;平氏が滅びる;義経を斬れ;義経の死と欧州藤原氏の滅亡)
第4章 執権と十三人の武将(頼朝の死;十三人の合議制;頼家、出家させられる;執権政治)
第5章 武士の世を開く(右大臣実朝;尼将軍、政子;雲は龍にしたがう;島に、流したてまつれ)
著者等紹介
小沢章友[オザワアキトモ]
1949年、佐賀県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。『遊民爺さん』(小学館文庫)で開高健賞奨励賞受賞
げみ[ゲミ]
イラストレーター。兵庫県生まれ。京都造形芸術大学美術工芸学科卒業。書籍の装画、教科書の挿絵などで幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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- 和書
- 村の名前 文春文庫