出版社内容情報
【特殊能力探偵二人が夢の競演!】
著者のもう一つの代表作「確率捜査官」シリーズの毒舌天然数学者・御子柴岳人が、大学の担当教官として斉藤八雲とスリリングな推理合戦を展開。死者が見える八雲・確率で事件を解く御子柴の心霊×科学=最強バディはミステリーの常識を軽々と凌駕する! 累計700万部超、八雲シリーズのさらなる進化に注目せよ。
収録作:「亡霊のバイアス」「魂の素数」「呪いの解法」
内容説明
累計700万部・特殊設定ミステリーの金字塔、「心霊探偵八雲」シリーズの最新作。著者のもう一つの代表作「確率捜査官」シリーズの毒舌数学者・御子柴岳人が、霊視能力を持つ大学生・斉藤八雲と、スリリングかつ極上な推理合戦を展開する!
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。日本映画学校卒業。2003年『赤い隻眼』を自費出版する。同作を大幅改稿した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で2004年にプロ作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yukision
63
この作家さんの作品は初読みだったが,霊視と数学という全く違う能力を使うそれぞれの主人公のキャラが際立って面白かった。今後これらのシリーズも追いかけたい。2022/10/10
みい坊
25
久し振りに初期の八雲くんに遭遇できて楽しかった。すれ違うだけの晴香ちゃんや、後藤刑事の本意を理解できない若い若い八雲くんが初々しい。テンポ良く進む物語に引き込まれて一気に読めるのはいつもの通り。以前、御子柴先生のシリーズに八雲くんが出ていた時は嬉しかったけれど、今回はガッツリと2人の掛け合いが楽しめて大満足。忘れていることが多いので、思い違いかも知れないけど、ロジカルな数学者の御子柴先生、思いの外子供っぽい行動もしていて意外な感じも。これも計算の上ですかねぇ。2人の掛け合い、続くと嬉しいです。2022/02/13
kanki
23
数学者、御子柴准教授。数字の力でバイアスを防ぐのだ。2022/05/20
けろり
22
久しぶりに読み切ることが出来ました。八雲の核はこの頃から少しずつ作られてきたのだなと考えると興味深いです。2024/06/20
assam2005
20
霊が見える八雲と霊の存在を信じない御子柴がバディを組む!相反する主義なのにお互い認めあってるのがいい関係。晴香が登場する前のお話。そんなに前から知り合いだったのね。霊の検証を数字上で検証するために八雲に付き纏う御子柴は、大人なのか子どもなのかわからない。周りが見えていないようで、誰よりも冷静に見ている。八雲と重なるところがあり、結構いいバディなんじゃないかと思う。周りと切り離し、自分の求めるものだけを多方面から探究する御子柴の行き方は壮絶。…これ、単発なんだろうか。できたらシリーズ化してほしい。2022/01/12
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