出版社内容情報
嫌なことがあったなら、良いことだってきっとある。
見知らぬ人との予期せぬ「つながり」が、あたたかな奇跡を紡ぎ出す!
本屋大賞第二位『ひと』の小野寺史宜が紡ぐ、傑作群像劇。
内容説明
真面目に少年サッカーのコーチをしていた室屋だったが、保護者の間で特定の子を贔屓していると噂がたってしまう(「霧」)。再会した同級生が息子の志望する会社に勤めていた。友恵は口利きを頼もうとするが…(「縁」)。嫌な思いをしても、予期せぬ「縁」に救われることもある。人生の機微を描く傑作群像劇。
著者等紹介
小野寺史宜[オノデラフミノリ]
1968年千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞してデビュー。2008年『ROCKER』で第3回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。2019年、『ひと』が本屋大賞第2位に選ばれ、ベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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