星海社ＦＩＣＴＩＯＮＳ 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！ミステリー小説アンソロジー

谷川 ニコ【原作・著】/市川 憂人/岡崎 琢磨/坂上 秋成/円居 挽【著】/スクウェア・エニックス【監修】

星海社（2021/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 306p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065247105
• NDC分類 913.68
• Cコード C0093

出版社内容情報

モテないし、謎を解く！

祝『ワタモテ』10周年にかこつけて、谷川ニコと『ワタモテ』大好き小説家たちのお祭りが再び！
黒木智子たちを彩るとびきりのミステリーエピソードを小説で！

『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！』（掲載「ガンガンONLINE」スクウェア・エニックス刊）の小説アンソロジーがまたまたなぜか星海社から刊行！
当代きっての豪華小説家陣に加え、原作者・谷川ニコ自ら筆を執った『ワタモテ』愛100％なオリジナルミステリーエピソードが大集結！

＜収録作品＞
原作者がミステリーも書いてしまうのはどう考えても誰も悪くない！
谷川ニコ「朝の目撃者／昼休みの探偵」
”ドスケベ探偵黒木”誕生!?

“最年長のルーキー”本領発揮の犯人消失＆ダイイングメッセージ!?
市川憂人「絵文字vs.絵文字Mk-II」
水着泥棒の手がかりは絵文字!?
内笑美利と二木四季の推理合戦!!

＜日常の謎＞派の魂を継ぐ実力派作家が放つ、成瀬優のビターな謎解き!!
岡崎琢磨「踵の下の空白」
ゆうちゃんのイメチェンに隠された真実とは？

純文もエンタメも書きこなす“小説巧者”が繰り出すドタバタ合コン劇!!
坂上秋成「モテないし合コンに行く」
脱処女チャンスと乗り込んだ合コンでもこっち一大事!?

“『ワタモテ』大好きツイッターお兄さん”こりずに続投!!
円居挽「モテないし一人になる」
このプロットをOKしたのは誰だあっ！
谷川ニコワールドクロスオーバーミステリー！

内容説明

『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！』（掲載「ガンガンＯＮＬＩＮＥ」スクウェア・エニックス刊）の小説アンソロジーがまたまたなぜか星海社から刊行！当代きっての豪華小説家陣に加え、原作者・谷川ニコ自ら筆を執った『ワタモテ』愛１００％なオリジナルエピソードが大集結！

著者等紹介

市川憂人［イチカワユウト］
１９７６年、神奈川県生まれ。２０１６年に『ジェリーフィッシュは凍らない』で鮎川哲也賞を受賞しデビュー

岡崎琢磨［オカザキタクマ］
１９８６年、福岡県生まれ。２０１２年に『このミステリーがすごい！』大賞の最終選考作『珈琲店タレーランの事件簿　また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』（宝島社文庫）でデビュー

坂上秋成［サカガミシュウセイ］
１９８４年生まれ。２０１３年に『惜日のアリス』（河出書房新社）でデビュー

円居挽［マドイバン］
１９８３年、奈良県生まれ。２００９年に『丸太町ルヴォワール』（講談社ＢＯＸ）でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Akihiko ＠ VL]

小説版アンソロジー2作目。あらゆる面で今ひとつの出来栄えだった前作よりもクオリティが格段に上がっていました。凡庸な人気学園漫画のアンソロジーではなく、1つの青春ミステリ小説として昇華されていることに驚きを禁じ得ません。市川憂人さんらしい本格派ミステリ、岡崎琢磨さんらしいほろ苦い青春ドラマ、そして原作者本人である谷川ニコさんによる解像度100%の短編ミステリ。"色が出る"とはこのことだと喉が唸りました。ぼんやりと小説家や脚本家を志すもこっちはやはり頭のキレが良い。本人が思うよりずっと探偵役に向いているはず。

2021/08/16

[咖哩麺。]

再読。読書中に物語が立体的に浮かび上がりました。

2022/05/11

[咖哩麺。]

めちゃくちゃ面白かったです！

2021/08/13

[Mi疑]

『モテないし一人になる』 原作が現在も連載中という中で最新の設定を詰めた話。そのために締め切りをギリギリまで破っているという（仕方ないね） なんでそんなことになっているの？　なぜかと言うと今のわたモテの一番美味しいところを書こうとしているからです！　しかも谷川ニコ先生の過去作品からもキャラクターが集合している円居流谷川アベンジャーズが楽しめる。合法的に下ネタを展開できる笑えるミステリーでした。よく考えたらわかる謎も面白がっていると見逃します。「おのれ！」と言って何度もページを遡りました。

2021/08/07

[ともりぶ]

原作を知らなくてもなんとなく読めたけどさすがに円居さんは引いた。

2023/10/26