講談社+α新書<br> 社会に出るあなたに伝えたい なぜ、いま思考力が必要なのか?

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講談社+α新書
社会に出るあなたに伝えたい なぜ、いま思考力が必要なのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065246931
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0295

出版社内容情報

思考力がつくと、仕事も、人間関係も、人生も、よりよく変わっていきます。
それは、「自分の可能性に気づくことができる」からです。
職場でもおたがいを高め合う対話ができるでしょう。
思考力のある人は、逆境や悩みをチャンスに変えられます。
反対に、「自分の頭で考える」ことができなければ、「他人に考えてもらう」ことに。何かあったときデマや悪意に振り回されてしまうのです。
自分の将来も、決められた道しかないと思い込んだりするでしょう。

将棋の藤井聡太さんや、新型コロナワクチン開発の立役者カタリン・カリコ博士、アフガニスタンの人々のために働いた医師の中村哲さん、池上先生自身の体験などからも、思考力とはどれほど大事な力かわかるはずです。将来に、生きがいや希望を見いだす思考力はますます必要となるでしょう。

■概要
序章 パンデミックで試された私たちの思考力
⇒「なぜ、いま思考力が必要なのか?」を、思考力が不足していると感じられたコロナ禍での出来事を交えながら解説します。
第1章 戦争・パンデミック・東京五輪──日本が失敗するときの共通点 
⇒日本社会が抱える問題のひとつは、失敗を教訓とせず、失敗したときに備えての「プランBを考えない」こと。もうひとつは「精神論に支配される」という点。思考力を働かなくするそれらの弊害を分析します。

第2章 自分の頭で考える授業――さあ、一緒に考えましょう
⇒2022年度より高校の社会科が、従来の知識重視から思考力重視へと大きくリニューアル。「地理」や「近現代史」「公共」の紙上模擬授業を行います。あなたとともに、楽しく考えながら進めていきましょう。

第3章 折れないしなやかな自分をつくる――乗り越える力
⇒次元の違う道を見つけられるのも、思考の持つ力。「自分の強みを知る」「逆境で腐らない」「斜めの関係」などを、著者の実体験を交えてアドバイスします。

第4章 ステレオタイプ思考は脱却できる――問いを立てる力
⇒ステレオタイプ思考に陥ると頭がこり固まります。それを打ち破るには「問いを立てる力」が有効です。さらに、人生には正解のないことばかり。どうすればいいか、米映画『スタートレック』からもヒントが見つかります。

第5章 思考が深まる、新しい発想が湧く――対話の力
⇒思考力を鍛えるための対話実践法です。対話の達人である著者が、「聞き方」「疑問文にすると相手は考える」「対話型リーダーシップ」など、相手を理解し自分もよりよい発想を生み出す「対話の力」を初公開します。

終章 思考の方程式――9つの考えるヒント
⇒思考力を鍛える9つの実践法。普段の生活で身につけましょう。

内容説明

「本当の頭のよさとは自分の頭で考える力のことです」生きづらさから自由になる!デマを信じて、他人の考えに支配されないために。

目次

序章 パンデミックで試された私たちの思考力
第1章 戦争・パンデミック・東京五輪―日本が失敗するときの共通点
第2章 自分の頭で考える授業―さあ、一緒に考えましょう
第3章 折れないしなやかな自分をつくる―乗り越える力
第4章 ステレオタイプ思考は脱却できる―問いを立てる力
第5章 思考が深まる、新しい発想が湧く―対話の力
終章 思考の方程式―九つの考えるヒント

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
ジャーナリスト。1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。報道記者としてさまざまな事件、災害、消費者問題、教育問題などを担当する。1989年、ニュース番組のキャスターに起用され、1994年からは11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年よりフリーランスのジャーナリストとして、執筆活動を続けながら、テレビ番組などでニュースをわかりやすく解説し、幅広い人気を得ている。また、9つの大学で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

85
思考力とは自分の頭で考えて自分に問うてみること。その思考力を付けねばならない。そして、思考力を鍛える事は今から誰にでも出来る事と説く池上氏の社会人となる若者向けの著書。知らなかったがシリーズ2巻目の様である。内容的に、若者向けだけにするのは勿体無い全世代向けの一冊。下らないネット情報や適当な週刊誌への時間をこの本に向けるといい。池上氏発ならでは様々な知識が少しづつ適量に現代に必要な知恵やヒントとして収録されている。これらをケーススタディとして思考力を養おうというものだろう。2022/03/20

ゆいきち

46
思い込みに捉われることがいちばん怖い。偏った思想のままでいると、壁の向こうの世界を知らないまま生きることになる。コロナ禍で情報が錯綜していた頃、何が正しいのか、疑うべきは何なのか分からなくて結局思考をやめてしまった気がする。世の中が混沌としている時こそ、思考力が必要なのに。それから「無知の知」を自覚しないと。自分はまだ何も知らないという前提でいないと、これから何も得ることが出来ない。ステレオタイプの思い込みには注意して、ゼロの状態から考えて、疑って、真実に辿り着こうとする姿勢をもちたい。2023/02/28

レモン

40
前作の読解力も読んだが、今作も良かった。無知の知を自覚して、不安な時に他者を叩いたり引きずり降ろすことによって安心を得るのではなく、自分の頭で論理的に考える力を持つのが大事。特にコロナ禍で思考力の重要性が浮き彫りになったと述べておられるが正にその通り。また、真実は神のみぞ知るもので人間は真実を知り得ないため、自分なりに事実を集め「真実の近似値」を描き出す、との記述が特に印象に残った。問題そのものや前提条件を疑い、試行錯誤しながら考える力を身につけられるよう努力し、子どもにもその重要性を教えていきたい。2023/12/29

ひさか

32
2022年2月講談社+α新書刊。思考停止に陥らないための考えるよすがを教えてくれる。池上さんの大学入学とNHK退職の挫折体験の話が興味深い。2022/06/16

ホシ

26
高校生向けの本かな?社会に出て、四半世紀の節目が見えてきましたが、私の思考力は如何ほどのものか;;フェイクや陰謀論に惑わされないための思考力とは何か?池上さん曰く、それは「問いたてる力」ということ。まさに今学期は「問いを立てること」の難しさを講義で学んだのでタイムリーな読書でした。問いを立てるには複雑な構造を単純化し俯瞰する能力が必要ですが、常識や習慣、思い込みに囚われた我々には簡単ではありません。終章に思考力を高めるためのヒントがあります。ヒントを手がかりに不断の鍛錬を続けていかねばなりません。2022/06/25

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