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出版社内容情報
大今 良時[オオイマ ヨシトキ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
52
ノッカーたちの言う事が、いちいち信じられない。そして“生きていたくなかった人間”たちの想いがフシを困惑させていく。フシが人間に近づくにつれ、人間が内在する矛盾がフシを苦しめていく。純粋過ぎるが故の葛藤。正しいことをしている筈なのに、間違っているのかもしれないからブレてしまう決意。第二部は本当に歯がゆい。人気は翳るかもしれないが、これはこれで面白い。理想だけでは成り立たない現実との矛盾の迷宮。答えは出るのだろうか?2021/08/23
なつみかん
10
〝生きる〟ことの難しさなのかな?この現代編のために先の第一章はあったのだろうね。にしてもよく分からない。また最初から通して読むか。2022/08/08
毎日が日曜日
9
★★★★ フシに足りないものは人の機微。2021/08/18
insfeld
8
【2021/08/28読了】2021/08/28
geki
7
ミズハを通してノッカーと対話するフシ。ノッカーは、共存を目指すと言いながら、人の肉体と精神を支配しようとする。それが、許せないフシ。しかし、抗う術もないし、とどめを刺そうとして躊躇してしまったことも。答えのないフシは、かつてノッカーに支配されたみもりに会い、複雑な思いに直面するが、家族の安らぎを求め、家路に付く。果たして、フシは、安寧を得られるのか?2021/12/27