出版社内容情報
モーニング誌上で大好評を博した、田島列島の人気コミックが上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、斉藤由貴、豊川悦司ほかの出演で映画化。甘酸っぱすぎる新感覚「ボーイミーツガール」をノベライズ!
〇あらすじ
アニオタ同士という以外に接点などなかったサクタさん(水泳部)ともじくん(書道部)は学校の屋上で知り合う。出会ったばかりの二人はお互いのことをまだ何も知らない。だが、夏休み、サクタさんが部活の夏合宿をさぼって、新興宗教団体に属しているらしい実父を探す旅に出かけることになった。もじくんと、探偵業をいとなむ風変わりな兄も、サクタさんの父捜しに力をかしたことから、二人の距離は急接近していく。やがて探し当てた父は、一介のカルト信者ではなく、元教祖だったのだ。サクタ父娘はぎこちないながらも楽しい再会の日々を過ごしていたのだが、ふとしたトラブルがきっかけでサクタさんは実家やもじくんと連絡がとれなくなってしまい…。主役の二人を、上白石萌歌、細田佳央太が、「どうみても女」な外見の兄を千葉雄大が演じている。お気楽ながら甘酸っぱすぎる新感覚「ボーイミーツガール」小説。
実写映画『子供はわかってあげない』は、2021年8月テアトル新宿ほかで全国公開!
内容説明
美波、高校2年、水泳部。書道部のアニオタ仲間、もじくんと出会い、思いもよらない実の父親探しの旅に…。各漫画賞に上位ランクインして話題を呼んだ傑作コミック、上白石萌歌×細田佳央太出演で待望の映画化!!かけがえのない「ひと夏」を完全ノベライズ。
著者等紹介
結来月ひろは[ユクヅキヒロハ]
京都府生まれ。2010年、「少女向けライトノベルレーベル大賞」の最終候補選出(別名義)などをへて、デビュー。現在はライトノベル、ノベライズ、児童向け作品、漫画原作、プラネタリウムのナレーション、脚本などを執筆
田島列島[タジマレットウ]
田谷野歩のペンネームで読み切り作品を「モーニング」に発表。ペンネームを変更して2014年に『子供はわかってあげない』で連載デビュー。本作はマンガ大賞2015で、2位にランクインしている。『水は海に向かって流れる』などの作品で、2020年に第24回手塚治虫文化賞新生賞を受賞
ふじきみつ彦[フジキミツヒコ]
劇作家・コント作家として活動を始め、NHK Eテレ「みいつけた!」などの子供幼児番組で、脚本・キャラクター設定・作詞を担当し、「世にも奇妙な物語」(2011年/CX)で、テレビドラマ脚本を書き始める
沖田修一[オキタシュウイチ]
1977年生まれ。2001年、日本大学芸術学部映画学科卒業。2002年、短編『鍋と友達』が第7回水戸短編映像祭にてグランプリを受賞。2012年公開の『キツツキと雨』が第24回東京国際映画祭にて審査員特別賞を受賞し、第8回ドバイ国際映画祭では日本映画初の3冠受賞。2013年、『横道世之介』で第56回ブルーリボン賞作品賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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