講談社文庫<br> 海を見ていたジョニー (新装版)

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講談社文庫
海を見ていたジョニー (新装版)

  • 五木 寛之【著】
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  • 講談社(2021/07発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065241912
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

姉・由紀は少年とともに、海辺の基地の町でピアノのあるバーを経営していた。少年の楽しみは閉店後に、海岸で出会った黒人兵・ジョニー、ベース弾きの健ちゃんの3人で、ジャズを演奏することだった。だが、何ヵ月かして、ジョニーは突然姿を消す。ベトナムへ行ったのだろう。そして、10ヵ月ぶりに現れたジョニーはすっかり人が変わっていた。人を殺した自分にジャズは演奏できないという。ジョニーはピアノを拳銃で撃ち抜き、店を飛び出した……。

内容説明

姉・由紀は少年とともに、海辺の基地の町でピアノのあるバーを経営していた。少年の楽しみは閉店後に、黒人兵・ジョニー、ベース弾きの健ちゃんの三人で、ジャズを演奏することだった。だが、ベトナムへ行ったらしく、突然姿を消し十ヵ月ぶりに現れたジョニーはすっかり人が変わっていた。表題作ほか四編を収録。

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。戦後朝鮮半島から引き揚げる。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。’66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、’67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、’76年『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。’81年から龍谷大学の聴講生となり仏教史を学ぶ。ニューヨークで発売された『TARIKI』は2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門銅賞)に選ばれた。また’02年第50回菊池寛賞、’09年NHK放送文化賞、’10年長編小説『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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GAKU

44
五木寛之氏の初期の短篇集。表題の『海を見ていたジョニー』を初めて読んだのは中学生の頃。その時は深く感銘を受け、ずっと思い出に残っていた作品。50年ぶりに再読。クラス会で何十年振りかに初恋の人と会って、”会わないで良い思い出のままの方が良かった”と同様の印象でした。色々な小説を読んで、私も擦れてしまったのでしょうか。2022/07/16

かんらんしゃ🎡

34
★ジョニーって、女を2時間待たせたうえ元の踊り子でまた稼げるわと言わせたヤツだろ。モリミーの四畳半でも見かけたな。戦場にも行ったと聞いたぜ。本が書かれた頃はベトナム戦争真っ只中。戦地から生きて帰ってもPTSD。もうピアノは弾けないと言っていた。けど苦悩を知ったからこそ本物のブルースが演れるんじゃねーの。誰もそう言ってやれなかったのは残念だ。★学生の頃、五木寛之と公房ばかり読んでいた。50年たって図書館で借りた本は、字は小っちゃく紙は黄色くくすんでいて、思い出はやっぱりセピア色だった。 2022/07/27

peace land

7
五木寛之の初期の作品ということで、読みました。雰囲気のある静かな作品でした。突き放すように書かれていて、その中に作者の苦悩も見え隠れする味わいの深い作品でした。これからずっと書き続けているのだから、すごい作家だと思いました。2022/01/05

かずぺん

6
最後にどんでん返しがあって、それが自分自身の詰めの甘さにつながるところがいいですね。2021/09/01

明石

1
楽しみにしていた名作短編小説の新装版。これがデビュー翌年の作品とは、、五木寛之氏、天才では?2021/07/20

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