出版社内容情報
SF;ミステリ;大暮維人;+Ultra;平川孝充;霧原兄弟;超能力研究所;;;;;;;;;;;;;
内容説明
2041年東京。18年前に起きた空前絶後の惨事“ゴッドウィル”により、世界人口は三分の一に減っていた。保安隊に属する黒木タクヤ・ユウヤ兄弟は、政府の方針―超能力者の否定により能力者を追っていた。任務中、黒木兄弟は特殊能力を持つ霧原直人・直也兄弟に出逢い、自分たちの記憶と同じ過去のビジョンを共有していると気づき、戦慄する。カルト的人気を誇った衝撃作が蘇る!
著者等紹介
飯田譲治[イイダジョウジ]
1959年長野県生まれ。映画監督、脚本家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きたさん
12
「兄さん頭が痛いよ」でおなじみ往年のドラマのリメイクアニメのノベライズ。特にキャラの魅力の描写に性的さを感じるものが多く、ドラマ放送当時の価値観に近いのが残念でならないのだけれど、それを除けば全体的にSFとして読みやすい。ただドラマ当時は画期的であった設定が年を重ね「ありがち」になってしまったことで、これといった特徴が見いだせないのがこれまた少し残念。とはいえ下巻では二組の兄弟の兄と兄、弟と弟の関係性が主に描かれる気がするので楽しみです。2022/05/18
chisarunn
6
超能力はあるかも知れない。しかし、今この2022年を生きる我々には手近にあるものではないだろう。(いやいや、うちの兄ちゃん能力者だから、という方は読まないでください)だから、「ありえないもの」を信じてストーリーにのめりこむには、その舞台がそれなりにリアリティのあるものでないと難しいのだ。ありえないような舞台のあり得ない能力者たちのストーリー…それに共感するにはそれこそ超能力が必要かも知れない。2022/01/10
tomoaoso
3
アニメで内容を知っていたけど、小説も面白かった。 いい所で下巻に続く。下巻の発売が楽しみ。2021/08/16
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