出版社内容情報
江戸時代、日本古来のドッグトレーナー「犬牽」が存在した!現代とは異なる、犬との古くて新しいストレスフリーな関係を犬牽に学ぶ。
内容説明
犬の権利を尊重する日本古来のドッグトレーナー・犬牽に学ぶストレスフリーな犬との過ごし方とは!?現代に復活した江戸の伝統があなたと犬の生き方を問い直す!
目次
第1章 現代に蘇った江戸のドッグトレーナー・犬牽(犬牽との出あい;現代を生きる犬牽の役割)
第2章 犬牽はどのようなトレーニングをしているのか(侮るなかれファーストコンタクト―犬との出あい方;犬にとって最適な空間―縄張りの作り方;家に犬を迎え入れる―犬に尽くす姿勢を学ぶ;鷹犬の食事とその作法;犬を“叱る”とは?;最も重要なトレーニング―遠牽き;犬の心のままに―疑似狩猟の極意;鷹犬の健康―犬牽から学ぶ犬の最期について)
第3章 犬牽の思想
第4章 犬牽の歴史(鷹犬の発祥;平安時代;鎌倉時代;室町時代から戦国時代;江戸時代;明治時代)
第5章 犬牽の日記(現代の鷹犬候補;種炎を迎え入れた日のこと;遠牽きの思い出)
著者等紹介
荻島大河[オギシマタイガ]
1991年川崎生まれ。2008年、和光高等学校在学時より諏訪流放鷹術保存会に入門し、住み込み弟子として鷹匠修行を始める。2010年から和光大学で松村一男に神話学を師事して鷹狩文化研究を開始し、学生研究助成金論文制度の活用で多数の論文を発表。2014年からは一般社団法人岐阜県美濃柴犬保存会より美濃柴犬を迎え入れ、犬牽復元研究を開始。2015年には文化庁と芸術公社が主催する『みちのくアート巡礼キャンプ』メンバーに選出され、犬と犬牽の関係性を復元した参加型アート『犬ノ国』を発表。2017年にはこれまでの成果を基に山政流を発足させ、現代における唯一の犬牽となる。現在は日夜、犬牽文化を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 洋書
- Mind Games