出版社内容情報
内藤 了[ナイトウ リョウ]
著・文・その他
内容説明
かの屋根下へ踏み入った者は、声も発さず事切れたそうだ。建築士・長坂から緊急要請。出入り不能の屋根裏に祀られた神が、市の職員を惨殺した疑惑が浮上する。地域を護る善神はなぜ変貌を遂げたのか。吉備津にて隠温羅流の祖にたどり着いた春菜と仙龍は、ついに神代へとつながる悲しい因果の糸を掴み取る。仙龍の命を削る瘴気の鎖は切断できるのか―因縁帳、終章開幕!
著者等紹介
内藤了[ナイトウリョウ]
長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー。同作からはじまる「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズは、猟奇的な殺人事件に挑む親しみやすい女刑事の造形がホラー小説ファン以外にも支持を集めヒット作となり、2016年にテレビドラマ化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょろこ
122
暗さと強さを感じた一冊。シリーズ9。淋しさ抑えつつ紐解く最終章の開幕。前半は吉備津神社からたたら製鉄と、小難しい世界だけれどちょっとした旅情気分を味わえた。隠温羅流の祖にたどりついたはいいものの、とにかく行く先々暗い空気感がまとわりついてきて、春菜の夢といい、棟梁の夢といい、不安感しかない。そしてこの"蠱"という字がなんとも嫌な想像を掻き立て…案の定、ぶつぶつ穴あき描写にやられた。屋根裏に祀られた神なるものの邪気の強さは因縁絡みだけに手強そう。春菜のサニワとしての強さ、想いの強さを感じながら最終巻へ。2023/06/01
mint☆ 現在ログイン率低下
115
前半は神話や歴史や地理が目白押しで途中でやめてしまうと分からなくなりそうだったので一気読み。隠温羅流の祖先と仙龍の鎖の謎が明らかになり、シリーズはいよいよ佳境に。まだ建物の因縁はわからない。今回は遺体の状況が怖すぎた。最初春菜は嫌いなキャラだったのに今ではこの性格がいい味出している。今回も怖かったけどラストは幸せでした。でも棟梁は次回どうなるのか。次はシリーズ最終巻らしい。続けて読みます。2022/06/22
KAZOO
103
このシリーズもあと1冊を残すのみとなりました。主人公の若い女性と曳き家の社長との間もうまくいきそうな気配となっています。今回はその二人と曳き家の若い人物で吉備津や島根に行きこの曳き家の社長がなぜ42歳での生涯が終わるかの原因を突き止めます。さらに長野では別の怪異が起こり主人公への助力が天敵の設計事務所長から依頼されます。それも解決しますが次回ではどのような結末となるのでしょう。2026/03/02
のりすけ
88
いよいよクライマックス。因縁が次々明らかになっていくものの、それを断ち切ることまではまだ出来ない。春菜ちゃん、よかったねー!絶対幸せになってくれ。次巻に進みまする。2022/03/09
あっちゃん
81
シリーズ終盤、因縁の始まりが明らかに!かなり専門的な話もあったから全てを理解は出来てないけど夢中で読了!それにしても、全然甘い雰囲気にならないカップルだなぁ(笑)2021/12/31




