出版社内容情報
本格推理(ミステリ)+活劇小説(アクション)の最高峰!
――日下三蔵氏(ミステリ・SF評論家)、絶賛!
読み始めたらやめられない、これぞ「活字のジェットコースター」
天才科学者・桔梗信輔が発明した奇抜な殺人方法を闇に葬れ! 息子の信治は父の死後、出羽の山中から東京へと向かった。目指すは父から技術を伝授された十人を超える殺し屋たちの抹殺。奇想天外な武器を操る者たちに、悪事に無縁の青年はどう立ち向かうのか? 国産アクション小説の金字塔、ついに復刊!
【日下三蔵氏によるミニ解説】
岡本喜八監督が惚れ込んで「殺人狂時代」(1967年)として映画化したことでも知られる国産アクション小説の金字塔、久しぶりの復刊です。翻訳ミステリの編集者として007シリーズの原作小説を日本に初めて紹介した都筑道夫は、その本質を「大人の紙芝居」と表現しました。日本を舞台にその面白さを再現することをねらって書かれたこの作品には、攻撃と反撃(アタック&カウンターアタック)のアイデアが惜しげもなく投入されていて、まるで読み始めたらやめられない「活字のジェットコースター」のようです。謎解きの面白さと冒険活劇の面白さを一冊で堪能できる贅沢な大人のためのエンターテインメントを、ぜひ手にとって見てください。
内容説明
天才科学者・桔梗信輔が発明した奇抜な殺人方法を闇に葬れ!息子の信治は父の死後、出羽の山中から東京へと向かった。目指すは父から技術を伝授された10人を超える殺し屋たちの抹殺。奇想天外な武器を操る者たちに、悪事に無縁の青年はどう立ち向かうのか?国産アクション小説の金字塔、ついに復刊!
著者等紹介
都筑道夫[ツズキミチオ]
1929年、東京生まれ。10代の頃から小説を発表。推理小説の翻訳にも携わり、早川書房で「エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン」の編集長を務め、「ハヤカワ・SF・シリーズ」の創刊に尽力。’61年『やぶにらみの時計』を発表。以後、小説をはじめ、評論、エッセイなど幅広く活躍した。2001年『推理作家の出来るまで』で日本推理作家協会賞を受賞。’02年日本ミステリー文学大賞を受賞。’03年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ツバサ
ドナルド@灯れ松明の火
紅子