講談社文庫<br> なめくじに聞いてみろ (新装版)

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講談社文庫
なめくじに聞いてみろ (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065236819
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

本格推理(ミステリ)+活劇小説(アクション)の最高峰!
――日下三蔵氏(ミステリ・SF評論家)、絶賛!

読み始めたらやめられない、これぞ「活字のジェットコースター」

天才科学者・桔梗信輔が発明した奇抜な殺人方法を闇に葬れ! 息子の信治は父の死後、出羽の山中から東京へと向かった。目指すは父から技術を伝授された十人を超える殺し屋たちの抹殺。奇想天外な武器を操る者たちに、悪事に無縁の青年はどう立ち向かうのか? 国産アクション小説の金字塔、ついに復刊!

【日下三蔵氏によるミニ解説】
岡本喜八監督が惚れ込んで「殺人狂時代」(1967年)として映画化したことでも知られる国産アクション小説の金字塔、久しぶりの復刊です。翻訳ミステリの編集者として007シリーズの原作小説を日本に初めて紹介した都筑道夫は、その本質を「大人の紙芝居」と表現しました。日本を舞台にその面白さを再現することをねらって書かれたこの作品には、攻撃と反撃(アタック&カウンターアタック)のアイデアが惜しげもなく投入されていて、まるで読み始めたらやめられない「活字のジェットコースター」のようです。謎解きの面白さと冒険活劇の面白さを一冊で堪能できる贅沢な大人のためのエンターテインメントを、ぜひ手にとって見てください。

内容説明

天才科学者・桔梗信輔が発明した奇抜な殺人方法を闇に葬れ!息子の信治は父の死後、出羽の山中から東京へと向かった。目指すは父から技術を伝授された10人を超える殺し屋たちの抹殺。奇想天外な武器を操る者たちに、悪事に無縁の青年はどう立ち向かうのか?国産アクション小説の金字塔、ついに復刊!

著者等紹介

都筑道夫[ツズキミチオ]
1929年、東京生まれ。10代の頃から小説を発表。推理小説の翻訳にも携わり、早川書房で「エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン」の編集長を務め、「ハヤカワ・SF・シリーズ」の創刊に尽力。’61年『やぶにらみの時計』を発表。以後、小説をはじめ、評論、エッセイなど幅広く活躍した。2001年『推理作家の出来るまで』で日本推理作家協会賞を受賞。’02年日本ミステリー文学大賞を受賞。’03年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つばめ

43
変わったタイトルに釣られて買った本。読んでいく内にそういう意味か!!!と分かって面白かった。読み始めは少しとっつきにくくて、進みずらかったけど、中盤からはあっという間に読み切れた。父が残した負の遺産である「変わった殺しの方法」を持つ殺し屋たちを、息子の信輔が潰していくお話。スマートで強くてユーモアのある信輔がめちゃんこカッコいい!(解説で監督が映画もやってるみたいだけど、そっちはカッコ悪く描写してるらしいから絶対観ない笑)全体的に作者さんのセンスが良くて、私にはお洒落に感じた作品。2022/07/26

Shun

37
都築道夫はあの早川書房の編集長を務めSFシリーズ創刊に尽力したりと日本の小説界に影響を残す。また作家の道尾秀介さんも影響を受けた公言しペンネームに名前が用いられる等、日本の文学界への影響は大きい模様。本作は、次々現れるユニークな殺し屋をこれまた奇想天外な方法で撃退していくアクション映画さながらの内容で、エンタテインメントに全力で振り切ったテーマとテンポの速い展開がまさに娯楽小説と言えます。ユニークな殺し道具や洒脱な口上、そして颯爽とピンチを切り抜ける主人公はさながら昭和の殺しのライセンスといったところか。2022/02/05

ツバサ

20
多種多様な珍しい殺し方をする殺し屋を主人公がバッタバッタと様々なやり方で殺していく。タイトルの意味や殺し屋達とのユーモア溢れる会話など、自由に動き回る登場人物達が魅力でした。小説ですけど、舞台や紙芝居を見ているような気分になりました。2021/09/07

ドナルド@灯れ松明の火

19
久しぶりの都築さん。もう作品は出版されないと思っていたのでうれしい再発刊。この作品は未読だったのでワクワクして読んだ。相変わらずテンポの良い想定外の殺人方法。都築ワールドを堪能した。お薦め 2021/10/04

紅子

12
「活字のジェットコースター」とオビにありましたが、まさにその通り。なんですか、これは。活字ながらも読みながら映像が鮮明に頭の中で流れる。嫌な古臭さはなく(実際古い作品)、毎週ヒーローもんを楽しみにしてたような気分を味わった。テンションの上がった作品。2022/07/25

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