世界でいちばん優しいロボット

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世界でいちばん優しいロボット

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  • サイズ 46判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065236598
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8093

出版社内容情報

「世界でいちばん優しいロボット」

AI化が急速に進むこの時代に、人の心を癒すロボットを作りたい。

子供のころから周囲とうまくなじめない吉藤健太朗はモノづくりが大好き!彼はやがて「ロボット」と運命的な出会いを果たす。これからの時代に必要とされるロボットとは何か?さまざまな人との出会いや別れを経て完成したのはオリヒメという世界一優しいロボットで・・・・・・。

「魚をにがす漁師さん」

東京湾でアナゴ漁がずっと続けられるようにしよう。

東京湾に面した横浜の柴漁港。ここでアナゴ漁を営む齋田は漁の方法を惜しみなく仲間に教え、やがて柴漁港でとれたアナゴはおいしいと評判に!そんな時、驚きのデータが届く。なんと東京湾でとれるアナゴが半分に減っているのだ。原因を調べたところ漁のやり方に問題がありそうで・・・・・・。

「しあわせを運ぶチョコレート」

チョコレートで世界中の人々を笑顔にしたい。

食いだおれの街・大阪で育った石原は食べることが大好き。中学生になると石原はラグビー部へ。ハードな練習に耐え、帝京大学に進学し彼が4年生の時にはチームは全国制覇。社会人になった石原はラグビーで学んだガッツと行動力でさまざまな仕事にチャレンジする。コロンビアのチョコレートは世界一という言葉を耳にした石原は持ち前の行動力でひとりコロンビアへ向かうのだが・・・・・・。

岩貞先生が徹底取材で書き上げたノンフィクション3本を収録!!


〈小学中級からすべての漢字にふりがなつき〉


内容説明

孤独をいやす分身ロボット・オリヒメを開発したロボット博士。東京湾の未来のために魚をにがす漁師さん。地球のうら側へ笑顔を運ぶチョコレート屋さん。地球の未来を優しさで作る、本当にあったストーリー3編!!小学中級から。

目次

幸せを運ぶチョコレート(夢はパイロット;帝京大学ラグビー部;勝ちと負けを作らない ほか)
魚をにがす漁師さん(柴漁港;アナゴ筒漁;アナゴがへっている? ほか)
世界でいちばん優しいロボット(ひきこもり;ロボットコンテスト;人生をかけてやりたいこと ほか)

著者等紹介

岩貞るみこ[イワサダルミコ]
ノンフィクション作家、モータージャーナリスト。横浜市出身

片塩広子[カタシオヒロコ]
イラストレーター。早稲田大学、桑沢デザイン研究所卒業。パルコ、ソニークリエイティブプロダクツ勤務を経て、現在女性誌や書籍を中心にフリーで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪丸 風人

11
好きなことに熱意を傾ける3人のお話。一人の強い想いが伝播し、人々を巻き込んでいき、やがてみんなを喜ばせるというサイクルに釘付けになりました。努力のみならず、徹底的に考え抜いて工夫することの尊さを教えてくれる本です。特に、産学連携の話で学生の作業をしやすくする気づきに、協力的でなかった漁師が食いつく場面が印象的でした。孤独のつらさを身に染みて知る少年が、難病の人々の孤独を解消するために奮闘する話も熱いですね。どの話も素晴らしかった!ノンフィクションの力、見せてもらいましたよ。(対象年齢は11歳以上かな?)2021/11/25

toshi

10
3つの中編ノンフィクション。 ロボットのSFかと思ったら、子供向けの本でした。 「幸せを運ぶチョコレート」 メゾンカカオの創業者の石原紳伍の伝記。 「魚をにがす漁師さん」 アナゴ漁の新しいしけかけについて考案した漁師の斎田芳之、県水産試験場の清水訽道訽、海洋大の東海研究室の人達の物語。 「世界でいちばん優しいロボット」 オリィ研究所の創業者の吉藤健太郎の伝記。2021/07/20

遠い日

6
3人の人物の仕事ややりがいを通じて、失敗や工夫を重ねた先に、見えてくるもの。困っている人のため、仲間のため、ひとつクリアしたらまたぞろ出てくる問題を、根気よく解いていく。その継続がより良い目標や結果を連れてくる。仕事をするとは結局そういうことなんだと思う。自分が求めるのものを実現させていくことで、人の役に立ち、地域の発展にも貢献できたりするのなら、もう少し、もうちょっと、と先へ進めるのだと思う。3人とも存じ上げない方でしたが、それぞれに胸に迫るものがあって、その頑張り、粘り、勇気に心を揺さぶられました。2021/06/23

ris3901

4
吉藤さんのオリヒメの絵本から、この作品に辿り着きましたが、他二人のお話も読みごたえがありました。チョコレート屋さん、漁師さん。3人が考え抜いて見つけた仕事は人や環境に優しい。石橋さんの好きな言葉「無駄な努力は運となる」は私も気に入りました。あちこちの勉強会に顔を出しているもので…運に繋がると信じよう。 また、吉藤さんの言葉「自分がいいと思ってもまわりにおしつけない」は耳が痛いこの頃でした。 岩貞さんの文章、良いですね。2023/05/16

ぷりん

4
メゾン カカオの石原さん、アナゴ筒漁の斎田さん、オリヒメの吉藤さん、3人の中編伝記です。3人とも、「誰かのためにこんなことをしたい」と目標を見つけては、その時々で出会う人と協力して、周りの人の言葉や行動に支えられながら実現に向けて進んでいく。一つ実現したら、また新たな問題と向き合い、成長を重ねる。今、学校で学ぶべきことがあれもこれもと膨大な量になっているけど、本当は今したいことを実現するために学び、よりよくするために深め、さらに…と進んでいくものだろうな。2021/08/22

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