出版社内容情報
【対象:小学校高学年以上】
「天山の巫女ソニン」シリーズでニュー・ファンタジーの旗手としての地位を確立した菅野雪虫が、アイヌ神話をモチーフに描いた長編ビルドゥングスロマン『チポロ』。その続編『ヤイレスーホ』に続く、第三作目!
あのときの少年と少女、そして神々に、また会える!
『ヤイレスーホ』では復讐に燃える少女だったランペシカ。数年が経ち、ランペシカもチポロのあとを追う弓の名手に成長。しかし、かつて復讐の力を求めたヤイレスーホの記憶がランペシカの心に影を落としていた。
一方、チポロとイレシュの子には何か不思議な力があるようで……?
神々と人間の関係にもスポットライトを当て、人間の愛おしさ、愚かさを描き切ったアイヌファンタジー『チポロ』三部作、ここに堂々完結!!
内容説明
父の仇を討つため、ランペシカが魔物のヤイレスーホに『呪い』の力を授けられ、そして失ってから七年。師匠であるチポロの背中を追い、弓の達人となるべく修行にいそしむランペシカは、ヤイレスーホの記憶に苦しめられながらも、イレシュやその弟マヒトと平和に暮らしていた。しかしチポロとイレシュの子、レラに不思議な能力があることに気が付いてしまい…。自然の神と魔物、そして人々の関係をダイナミックに描くファンタジーノベル!
著者等紹介
菅野雪虫[スガノユキムシ]
1969年、福島県南相馬市生まれ。2002年、「橋の上の少年」で第36回北日本文学賞受賞。2005年、「ソニンと燕になった王子」で第46回講談社児童文学新人賞を受賞し、改題・加筆した『天山の巫女ソニン1 黄金の燕』でデビュー。同作品で第40回日本児童文学者協会新人賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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