出版社内容情報
はやみね かおる[ハヤミネ カオル]
著・文・その他
にし けいこ[ニシ ケイコ]
著・文・その他
内容説明
転校生がやってきた。創也の考えた歓迎レクリエーションゲームに挑戦するのは、内人らクラス全員。栗井栄太も乱入し、危険度も楽しさもヒートアップ。時空もゆらぐスリルを体感せよ!
著者等紹介
はやみねかおる[ハヤミネカオル]
三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー
にしけいこ[ニシケイコ]
西炯子。鹿児島県生まれ。漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はな
26
学校でのドロケイ。柳川さんと内人のバトルが1番ドキドキしました。ユラとの百均デートにうかれる内人は中学生らしくて可愛い(笑)にしても、妖の正体は結局謎のまま。パラレルワールドが出てきて、令夢の夢と繋がった感があるけど、これからどうゲームを展開させて行くんだろう?ドロケイゲームをもう少し掘り下げてほしかった気はします。次巻ももちろん読みます。2021/08/14
鷺@みんさー
21
私はこのくらいのバランスの方が良いなぁ。ゲームで元気にワチャワチャして、最後にちょっとメタ的な謎が入ってくるくらいで。2023/06/18
まるぷー
21
転校生の加護妖を歓迎するレクリエーション大会ドロケイ。頭脳集団が紛れ込んだりコンピューターシステムの不具合によるシャッターや電灯の作動不良などドタバタしたけど、当初の目的加護妖を楽しませる目的は達成はした。しかし、その加護妖はまたまた転校していくことに。そういうことねと頭脳集団の動きも不穏。コンピューターはその指示には忠実過ぎたってことも。ドロケイは懐かしい。ルールはかなり違ったけど学校中を走り回ったのを思い出す。内人と創也の父親がリアルに登場したのは初めてか?2021/10/11
さわこ
18
不思議な転校生・加護妖と、クラスレクリエーション(ドロケイ)の話。みんなでお揃いの格好をしたり、トラップをしかけたり、なんだか楽しそう。私は「ケイドロ」と呼んでいたけど、いろんな呼び方があるのね。内人と創也のお父さんが出てくるのが嬉しい。マイペースな創さんと、創さんに振り回される内記さんが、息子二人に重なって見える。内人と創也の友情も、大人になっても続くといいな。★★★☆☆2022/03/31
じょうき
16
図書館本。サブタイトルの意味を考えながら読んだがわからず、あとがきでなるほどと思った。素直に恋するドロケイでよかったのではないかとも思った。謎の美貌の転校生を巡り、変則ドロケイをやることになるといういつもながらの変化球、絆を深めるためのレクリエーションでスパイ要素を取り込んで疑心暗鬼を生むなど、やはりハチャメチャで楽しい。あとがきにあった作品を読んで完結する話なのかもしれないので、また読んでみたいと思う。2024/11/08